『念願のアパレル』
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
た。
刃物と割れ物を何気に隠した。
話を良く聞くと『辞める』のを引き留めてただけだった。
『ちょぉ待ってや!なんで辞めるん!』
思わず割り込んでしもた。
『来てもお金貰えんし、販売だけ行く言うても無理言われたし、だったらシフト増やした方が良い思て。やけんチャント辞めるって言いに来たんよ。
私から誘ってて悪いけど、借金返済もあるし支払いもあるし、大変やけん...ごめんね。』
『そりゃそっか、生活基盤がチャントせな支払いどころか、体調壊して仕事も行けんなるかもしれんしね!
部長、辞める形とらせたげてください!』
自然と頭下げてた。
なかなかウンとは言わん。
人手不足は承知。
焦ってるのも承知。
でも、恵ちゃんを縛り付けとくのは間違っとる。
『わかった!自分が恵ちゃんの分も働く!必死で人脈増やす!あかん?』
こんな餓鬼みたいなワガママ、頷くワケ無い。
ほな意外にアッサリ。
『死ぬ気で人脈作れよ!やれるんかっ!』
あれ?
意外と良い人?
でも、前言撤回。
出された書類見て絶句。
『誓約書』
辞める為の。
本人宅住所、電話番号、名前。
本籍、拇印。
実家住所、電話番号、親の名前。
『何此』唖然。
条件。
鰍lJ内部情報を何一つ外部に漏らさないこと。
あ、今此処に書いてるけど。
あと忘れた。
最後に脅迫文があった。
それより本籍、実家を書かす了見は!?って感じ。
上、ほんまヤクザちゃうんか。
しかも根性悪いヤクザ。
まぁべつにどうでもえっか。
恵ちゃんは解放されたわけやし。
淋しくはなるけど店行けば逢えるし。
...ちゃう。
行けれん。
恵ちゃんが来てくれん限り逢えん...
帰り際、たまに会いに来てって言った。
『当たり前やん!』ってギューッ!してくれた。
泣きそうなくらい嬉しかった。
半月位経ったんかな?
7時位に事務所帰った。
部長が『息抜きや!出かける準備。』って。
零那は消えかけの眉毛を書く。
行った先は焼き肉店。
ワケ解らん物体。
コリコリ。
うにゅうにゅ。
美味しくない。
被害妄想生まれそうなくらい気持ち悪い。
その後はカラオケ。
散々オヤジの歌聴かされた。
変な甘いカクテルばっか飲まされて気持ち悪い。
マジ散々。
何回も嘔吐して、朝迄ビリヤード付き合わされた。
やったことないし、できん。
やたら馬鹿にされた。
あの長い棒でスカートめくられたり胸突かれたり、セクハラもどきも受けた。
でも零那からしたら、んなもん可愛いモンやった。
彩さんは巨乳やったから谷間に棒突っ込まれたりしてた。
笑って部長のモノ握り返したりしてたけど...。
当時の零那にと
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ