第十七話:俺の夏休み
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「あれは私の本邸の一つよ」
「………………はあ?」
うそおおおおおっ!!!??
大抵のことには慣れたけどお城が家って初めてなんですけどおおおおっ!!?
しかも本邸ってことはあんなのがいっぱいあるってことか!!!??
やっぱ、グレモリーすげーっ!!!!??
「「「「「お帰りなさいませ、リアスお嬢様!!」」」」」」
「ただいま、みんな」
何だ、このメイドやら執事の数は!?いや…もう突っ込むのは辞めよう……
……空しくなるだけだ
「お帰りなさい!!!リアスお姉様!!!――ルドガー様っ!!?」
この声はミリキャス君!!?
現実逃避をやめて顔を上げるとミリキャス君がこちらに向かって走って来ている
部長はミリキャス君を迎え入れるために大きく腕を開く、が――
「ルドガー様!!!会いたかったです!!!」
ミリキャス君は部長をスルーして俺の胸の中だ
部長はまるで錆びたブリキの人形の様にこちらを振り向き
俺対の様子を確認するとゆっくりと崩れ落ちる……ふっ、俺の勝ちだな!!(ドヤ顔)
「久しぶりだな、ミリキャス君、元気だったか?」
「はい!!ルドガー様から貰った武器の修行をしてたりしたんですよ!!!」
「そうか、ミリキャス君は頑張り屋なんだな」
「ありがとうござます!!!あ!?後で見てくださいね!!!」
「ああ、もちろんだ……ミリキャス君、そろそろお姉さんのところにも行ってあげな、お姉さん寂しがってるぞ?」
そろそろ部長が可哀想になってきたのでミリキャス君に部長の話をふる
「あ、はい!!リアスお姉様も会いたかったです!!!」
「ううううっ!!?ミリキャスウウウ!!!」
「お、お姉様!!?」
よっぽど辛かったのか涙目でミリキャス君を抱きしめる部長
いやーこれでめでたしめでたし――ん?何か部長が口パクで言ってきてるような?
なになに――
(後で覚えてなさい、ルドガー)
………………いやー、全然分からないな、俺、読唇術とか持ってないからさ、ははは……
「あらあら、後で部長からのお仕置きですね、ルドガー君」
やめてえええええっ!!?せっかくの現実逃避と言う名の盾が砕けちゃう!!!!!
「ルドガー……部長のお仕置きは………いや、何でもない」
何だよ!!?逆に気になるだろ!!!一体俺は後で何をされると言うんだ!!!??
「…ルドガー先輩と会えて良かったです」
ちょっ!!?何で死亡フラグ立ててるの!!?そんなにやばいの部長のお仕置き!!?
「ルドガー、こう言った時にいい言葉があるぞ」
おお!!!流石ゼノヴィアだ!!!普段は天然だけどこういうときは頼り
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