カントー編
グレン島って炎タイプが暮らしやすい場所だよね。氷タイプや草タイプには地獄だろうけど
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「ウインディ、火炎放射!」
「原子の力で防御!」
火炎放射を原子の力で防ぐ。
「ルミ、原子の力+サイコキネシス!」
『いつものパターンですね?分かりました!』
いつものパターン。それはある技をサイコキネシスで操るもの。二つの技を同時に使わなければいけないからかなり大変だ。
「え?何?」
「すっご・・・・・・・」
原子の力を華麗にサイコキネシスで操る。それはまっすぐウインディに向かった。
「かわせ!」
ウインディは必死にかわそうとする。だが、かわしきれずにダメージを受けた。
「ルミ、十万ボルト」
『はい』
追撃とばかりに十万ボルトを繰り出す。サンの高速移動が受け継がれているので、素早く決められるようになっている。しかも、さっきの原子の力で全ての能力が一段階上がっている。ウインディは原子の力をかわしきれずにダウンした。
「何も出来なかったな」
「とてもいいバトルでした。ありがとうございました」
「こっちこそいいバトルだったよ」
「ルミもお疲れ」
『ええ。お疲れ様です』
私はルミをボールに戻す。そしてバッヂを受け取った。次はサトシの番である。サトシはゼニガメ、フシギダネ、ピカチュウの三匹で見事勝った。フシギダネを出した時は少しヒヤヒヤしたが。ともあれ、私達は見事七つ目のバッヂを手に入れたわけで。次は最後のジム、トキワジムだ。確かタイプは地面だったはずだが、サカキが捕まったことで他の人に変わった。だからタイプも変わっているはず。まさかの六対六なんてことにはならないよね?まあ、そうだとしても力を取り戻した私の子には勝てないけどね。とりあえず、双子島いかない?というわけで、私達はララに乗って双子島を目指す。
*
「凄いひんやりしてる」
「グレンとは大違いだね」
流石は氷タイプの聖地。双子島。
『ここに来るのは久しぶりです』
現在は人もいないのでユキをボールから出している。てか、私達が奥に進むほど、頭を下げるポケモンが多数いるんだけど。まあ、ここの主はユキだしね。
「なんか頭を下げられてる?」
『ふふ。私がサトシ、シゲル、アヤカと一緒にいるからですね。本来、ここのポケモンは人が来ると大体は隠れてしまうの。だけど、ここの主人である私が警戒もせず一緒にいるから警戒してないの』
「なるほどね。流石はユキかな?」
『褒めても何も出ませんよ?』
「知ってるよ。本当にその言い方アヤカにそっくり」
「そうかな?」
「確かにな。アヤカのポケモンはアヤカにそっくりだぜ」
『そうそう』
サトシとピカチュウの言葉に私とユキは顔を見合わせて笑う。
『アヤカにそっくりと言われて何か嬉
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