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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第五十一話
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『――グゥウゥゥ…ウォオォォォォっ!!』
「――うわっ、と!!」
「――わ、わわっ!?」
――僕達が武器を構えたと同時に、僕達に向けてイフリートは炎弾を飛ばしてきた。
僕達が武器を持った事で、僕達を敵だと認識したのだろう。
僕達はその場を散ってそれを回避する。
『ウゥウゥゥ…オォオォォォっ!』
「くっ……魔神剣っ!」
「僕も…魔神拳っ!」
避けた僕達を見て雄叫びをあげるイフリート。僕は星晶剣を構え直すと斬撃を飛ばし、ジュードもそれに合わせて拳撃を飛ばす。
『グルルゥゥ…ガアァアァァっ!!』
だがそれに対し、イフリートは雄叫びを上げながら息を吸い込み、
その息を大きな炎と共に吐き出して斬撃と拳撃を相殺する。
「っ…雷よ…ライトニング・ボムっ!」
『グゥウゥゥっ!!』
攻撃を相殺されたのを見ると僕はすぐさま右手をイフリートに向け、ライトニング・ボムを放つ。
炎を吐いた直後のイフリートにはその対応が遅れ、ライトニング・ボムが直撃する。
「…よし、当たったっ!」
「今なら…行くよ、レイアっ!」
「うん、ジュードっ!」
ライトニング・ボムを受け怯んだイフリートに僕が言うと、ジュードとレイアが頷き、怯んだままのイフリートに向けて走り出す。
『ウゥウウゥゥ…オォオォォォっ!』
イフリートに向けて走るジュードとレイア。だが、イフリートはそれに気づくと雄叫びを上げ迫る二人に向けて右腕を振り上げる。
「そうはさせないわよ…フォトンっ!」
『グゥウゥゥっ!?』
今にも二人を殴ろうと振り上げられたイフリートの右腕。それに対して先程まで詠唱をしていたロッタがそう声を上げると、振り上げられた右腕に向け光を収束、爆発させる。
イフリートはその攻撃に怯み、振り上げていた右腕を止める。
その隙にジュードとレイアはイフリートに接近し、ジュードは拳を、レイアは棍を構える。
「これで…僕が三発っ!」
「私も三発っ!」
「「これぞ、六散華っ!!」」
『グォアアァアァっ!?』
怯み、無防備となったイフリートに向けて放たれるジュードとレイアの舞うような六連撃。
その六連撃を受け、イフリートは声を上げて吹き飛んでいく。
「へっへーん、どうだ!私とジュードの力はっ!」
「全く…まだ終わってないんだから調子のらない。でしょ、衛司?」
「うん…多分…まだ元に戻せる程弱ってない…と、思う」
吹き飛んだイフリートを見て声をあげるレイアに
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