No5 特性
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「グオオオ〜〜!」
「ラプラス、ハイドロポンプ!」
「ピイ!」
「(やっぱり! すばやさなら俺のイワークが上! 勝った! レッドさんに勝ったぞ!)」
………とか思ってるんなら、お前はやっぱり新人さ。
ポケモンのことをまるで理解していない……。
「……な、なんで……ラプラスの方が……速い!?」
命令は確かにジロウが早かった。ステータス上のすばやさもイワークが上だろう。
……だが、イワークのがまんが直撃するより先、ラプラスのハイドロポンプがイワークに直撃したのだ。
「グ……ォ……」ピクピク
「な、なんで………」
「(イワークはラプラスよりすばやいはず……なのに)」
ジロウが肩を落とす。砂煙が晴れて姿が見えた、イワークは戦闘不能になっていた。
「……なぜ、すばやさで劣るラプラスが、イワークに先制を取れたか……か?」
「……は……はい……」
俺は溜め息を吐く、答え合わせだ。
「ラプラスのとくせい……分かるよな?」
「…!!! ま、まさかっ!!」
「その、まさかさ」
ラプラスの特性はすいすい。
雨が降っていればすばやさが上がる特性。
……ま、すいすいでイワークのすばやさを越えられるかは、完全に運に賭けたがな。
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