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無欠の刃
アカデミー編
弱点
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を立て直すのがやっとだ。
 踏ん張って何とか耐えた彼女の首筋に、好機を待っていた手刀が叩き込まれる。
 防御が間に合わなかった彼女は、なすすべもなく気絶する。
 おっとと小さな声を出して、通常より重くなっているカトナを支えたサスケは審判を見た。

 「うちはサスケ、勝利!」

 周りは一体何が起きたのかがわからず、ぽかんと、口を開けていた。
 アカデミーの校舎に刻まれた、大太刀の傷だけがすべてを物語っていた。
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