暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー龍騎【13 people of another】
Part One.
First chapter.
第2話
[2/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
等はそれを後回しにして『人のためにライダーをやっている』?ふざけるなよ。俺は戦いたいのに……」
王蛇は何度もナイトに斬りかかる。
その度にナイトは苦痛に顔を歪め、王蛇を蹴り飛ばした。
「くそっ」
そうナイトが小さく呟き、新たにカードを装填する。
『トリックベント』
するとナイトの分身が現れる【シャドーイリュージョン 1000AP】だ。
「はっ!」
ナイトは分身達と同時に王蛇に攻撃を仕掛ける。
王蛇はその攻撃を避けることもせず、ジッとその場に立っていた。
そして、ナイトの攻撃が当たる瞬間……。
───…
「あ、油島さん!?」
ミラーワールドへ来たライアがナイトへ変身した油島を見つける。
「桑元、塚原!逃げろ!」
「逃げる!?」
「油島さん、何言って……!」
すると、激しい音がしたと同時に王蛇が建物の中から出てきた。
「あれ?なんかライダーが増えてる……」
「お前は……!?」
「あいつは、最近ライダー達を襲っていた犯人だ!」
龍騎とライアはナイトの言葉に衝撃を受けた。
初めにこの戦いを始めた男が目の前にいる。仲間を傷付けた男が目の前にいる。二人は闘志に火がついたように王蛇と戦おうとするが。
「やめておけ。あいつは、今までのライダーとは、全く違う!」
「どういう意味ですか、油島さん!?」
「そのままの意味だ。あいつにはお前達は敵わない」
ナイトは二人を止める。
先程戦ったナイトはわかるのだ。この王蛇は何かが違うと。
「なに?もうやめちゃうの」
「……油島さん、俺はやるぜ!」
「桑元!いいから今は逃げるぞ!」
「油島さん、アンタは怯えすぎなんだよ!
俺はこのくらいの修羅場、何度も通って来た。大丈夫だ、俺が頑丈なのはよく知ってるでしょ!」
龍騎はナイトの肩にポンと手を置く。
そして王蛇の元へ一直線に向かって行った。
「さぁて、勝負だ!」
「次は、アンタか……」
「お前は、なんでライダー達を襲ったりしたんだ!?」
「なんで?って……それがこの戦いだからな。俺はなんにも悪いことはしていない」
「それでも、お前は人を殺したんだぞ!」
「そんなことどーでもいい。
やっぱりみんな生ぬるい奴らばっかりだな」
王蛇は悪びれる様子もない。
二人の間にはジリジリとした火花が散る。
「人を殺したって……?別にいいだろ。それができないアンタ達はただ単に人を殺すのが怖いだけだ」
「っんなワケないだろ!俺は、俺達は人を守るためのライダーだ!ライダー同士、戦うためなんかじゃない!」
「ライダー同士戦うためじゃない?また甘いことを……あいつにカードデッキ貰った奴だから少しは期待したんだがな……とんだハズレだよ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ