第三話 お調子者の少女、カルサ
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場所である。
「使用ポケモンは三体でいいかな。」
「僕は構わない。」
「じゃっ、行くよ。」
二人はそれぞれ位置についてバトルだ。
「いけっ、グレイシア!」
ツヴァイは真っ先にグレイシアを繰り出した。
昨日、彼女がサンダース使いであることは見ている。
だいたい先鋒はフローゼルかドンカラスなのだが二匹とも相性が悪い。
サンダースはだいたい先鋒になるだろうからグレイシアを先鋒にした。
「いっけぇ、サンダース!」
「サンダァ!」
案の定、サンダースが先鋒だった。
「先手必勝、サンダース、十万─」
「グレイシア、氷の礫!」
「グレイ!」
冷気で氷を生み出してそれをサンダースに先手で浴びせた。
「サァァァ…。」
「わわっ、なんでぇ!」
「前に家族でキッサキシティを観光したことがあってね。その道中でここで僕のイーブイは進化した。吹雪が吹き荒れる中進化したグレイシアはどんな相手にも負けない。グレイシア、続いて吹雪!」
「させないんだから!サンダース逃げて!」
フィールドを凍らす勢いで吹き荒れる吹雪をサンダースは避けて行った。
「そのままいけ、サンダース、十万ボルト!」
一直線に放たれる一撃をグレイシアを浴びた。
「やったぁ!」
「グレイシア、ミラーコート!」
グレイシアの体が光ったかと思うとサンダースに光の一撃を浴びせられた。
「ええっ、な、何…!?」
「やっぱり知らなかったか…。ミラーコートは特殊技を受けることでそれを鏡のように返す技。それも威力を倍加してね。」
サンダースは自分の一撃の倍のダメージを受けて立っているのさえ辛そうだった。
「サンダース、一度戻って。」
サンダースをボールを戻した。
「フフ、ハクタイ最強を名乗るだけあって引き際は見極めてるじゃないか。」
「次はこの子よ、へラクロス!」
相性を考えたのかへラクロスが出てきた。
「フーン、なかなか考えてるね。」
特殊技を使うポケモンでもないから完全にグレイシアメタだ。
「グレイシア、吹雪。」
「吹雪を打ち消して!インファイト!いけいけーーーっ!」
吹雪に突っ込んでいき強引突破したかと思うとツノでグレイシアを一突きした。
「グゥゥ!」
効果抜群の一撃を浴びてグレイシアは僅かに怯んでしまった。
「吹雪を強引に打ち破るなんて…エースとはいえど厳しいか。一度戻って、グレイシア。」
グレイシアをボールに戻した。
「そっちがその気なら次はこうだ、出てきて、サーナイト。」
サーナイトを繰り出した。
サーナイトは格闘タイプに弱点を突けるが虫タイプに弱点を突かれて
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