第三話 お調子者の少女、カルサ
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そんなことしてる暇はない。そんなこといってポケモン使って逃げる気だろ。」
それこそエスパータイプのポケモンを出してテレポート…なんてされたら溜まったもんじゃない。
「怖いの?自分の実力がないから。」
これはあまりにも定番すぎる煽りだ。
こういうのは敵味方問わずこれに乗って痛い目見るのが定番だがツヴァイはこんな煽りには乗らない。
「そんな煽り通用しない。それに僕はリングマを捕まえた。けど君はリングマを捕まえられなかった。」
「そぉかしら。元々鍛えていたサンダースの攻撃を受けたあとだし…。やっぱり怖いんでしょ。」
「全く…とりあえずお前を警察に突き出してからバトルに付き合ってやる。」
「なにそれええええ!!」
「サーナイト、テレポート。」
とりあえずそのまま本部に移動してそこにある取調室で取り調べすることになった。
「あー、つっかれた。今日は早く帰ろう。」
バトルをしたわけじゃないのにどっと疲れてしまった。
まだ昨日の疲れがあるにしても。
今回は特別だ。
「明日こそ良い日になりますように。」
そう願いながらサーナイトでテレポートした。
次の日、学校を終えて本部にテレポートで向かう。
「今日のの任務はと…ってええええっ!?」
本部の入り口の目の前に、昨日の少女が立っていた。
ツヴァイにとって年上ではあるが背と性格のためか全く年上には見えないオーラが漂っている。
小学校四年生くらいに思える。
「フフ、昨日約束した通り、私とバトルしなさい。」
「って、お前は逮捕されなかったのか。」
「故意じゃないもの、それに私がやったなんていう証拠なんかどこにもない。」
「フン…。でも僕は任務があるんだ。付き合ってあれないよ。」
「アナタは今日は任務はないわ。調べてきたもの。」
「勝手にやるな!ったく…仕方ない、お前には色々と思い知らせないとわからないみたいだな。」
「私に挑むなんて無謀ね。私はハクタイで一番強いんだから!」
そもそも仕掛けてきたのはお前だろうとは言わなかった。
自意識過剰でどうしようもないようだ。
相手もバトルをやりたがっているようだし、思い知らせなくてはわからないようだ。
「バトルフィールドがある、ついてこい。」
「やったぁ!ハクタイ…いや、シンオウ最強の少女の力、思い知らせてやるんだから!」
調子に乗っててどうもカルサは自分の敗北フラグばかり立てている。
リングマ一匹捕まえられない人間が何を言っているのだろうか。
本部にあるフィールドを展開する。
ここではただバトルを楽しむ時や虐待されたり暴れたポケモンの更生を促すためのバトルも行う
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