EPISODE29 臨海点突破!?
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たのはシャツを着て黄色い海パンを吐いたシャルロットだ。その少しうしろにはモニカも黄色い水着に着替え控えている。
「シャル…」
「…ボクは大丈夫。モニカが色々とやってくれたから」
「おお、これは・・・・これは・・・・!」
「さらに金髪の癒し系美形ことシャルル君!これを写真に収めずしてなにを撮るか!」
しきりにシャッター音が響く。カメラは遠慮願いますとモニカが注意をすもそれをも圧する気迫でシャッターが切られる。しょうがないと諦めて大人しく取られていると鈴が一夏に飛び乗った、まるで猿のようだなと思っていると一夏がそれを言葉にして殴られたのを見て少し笑う。
「ライさん、“おまたせしましたわ”」
パラソルを持ってやっていたのはセシリア。ブルーの水着がなんとも彼女らしいが・・・・・お待たせしましたとはどういうことだろうか。
「セシリア。僕はきみとは約束したおぼえはないが?」
「あら、私にサンオイルを塗っていただく約束でしたのに・・・・まさかお忘れですの?」
言われてここ一週間のうちの彼女との会話をできる限り思い出すも、そんな会話は一切していない。此方が忘れているだけだろうかとも思ったがやっぱりしていない。それを言おうと口を開こうとしたが、セシリアの無言の重圧がのしかかり何も言えずはいと頷く。
やれやれ、このような小娘に臆するとは情けないな坊や。
うるさい。そう一括して仕方なくセシリアとのした覚えのない約束を守ることに。建てられたパラソルの下にシートを敷き、その上に紐を解いたセシリアがうつ伏せで寝る。その姿に心臓の鼓動が早くなるのを感じながら渡されたオイルを手にたらし、温めるようになじませてから背中に触れる。
「ああ・・・・上手ですわね、ライさん・・・・!」
「紛らわしい声を出さないでくれ。周囲の視線が痛い」
「申し訳ありません、ですがあまりにも気持ち良すぎてつい・・・・ンン!」
揉みほぐすように塗るのがいいと一夏からアドバイスを受けたから実践しているのだが、これはやらない方が良かったかもしれないと軽く後悔する。が、中途半端にやめると彼女に申し訳ない。仕方なくそのまま続けるとやはり甘ったるい、黄色い声がセシリアから漏れる。何故か一気に気温が上がったような気がするのは自分だけではないはずと心を無にしながらオイルを塗る。大方塗り終えたあと、セシリアから更なる要望が。
「あ、あの・・・・できればその、下の方も――――」
「はいはい、それ以上は同じ女のアタシが塗ってあげるわよ〜。ソレ!」
「ひゃぁん!?鈴さん、邪魔を――――」
「せ、セシリア前!前!」
水着が落ちて、露わになる二つの大きな白い凸。まさか着や
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