EPISODE21 経緯
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の話だ。ドゴール社長がきみ達をなぜこの学園に編入させたか、それはふたりを守る為の最善策がここにあるからだ」
制服の内ポケットから取り出したのは生徒手帳。それをめくり、とあるページを見せる。
「これは・・・・校則?」
「・・・・そうか、それで!」
モニカは気づいたようで今までで一番の明るい表情を見せる。
「この学校の生徒は在籍中はあらゆる機関、国家、組織からその身の安全を絶対的に保障されている。これを破ればそれは世界全体に対して喧嘩を売るようなものだ」
つまり、この学園にいれば三年間は身の安全が保障されるものということだ。
「だからきみたちはここにいていいんだ。もし、二人を脅かすものがあるなら・・・・僕が排除する」
「ライ・・・・」
「・・・・それじゃ、僕も自分のこと話すよ」
◇
それから二人と話をして、部屋をでた。もちろん、ギアスと記憶のことはまだふせてある。これは友人といえど話すことではない。ふたりを騙していることにもなるけど、これを知られたら二人の身に危険が及ぶ可能性もあるからだ。
シャルロット・デュノア、モニカ・クルシェフスキー。そして・・・・ラウラ・ボーデヴィッヒ。
(・・・・いろいろと、複雑そうだな)
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