38話
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もらおう。」
「イルム中尉、なぜなんですか。」
「ちょっとした、興味の為だ。」
そんな事を言っていますが、イルム中尉の目的はこちらについて探るつもりなのでしょう。
まぁ,私達の正体に気が付くのは平行世界を渡っているギリアム少佐ぐらいなモノでしょう。
それ以外ならシャドウミラーぐらいでしょうか。
油断は禁物なのですが、そういえば、ギリアム少佐の問題もありましたか。
前途多難ですね。
・・・・・あってから考えますか。
それより、イルム中尉に答えないといけませんね。
「いいですよ。特に見られても困るモノはありませんから。」
「じゃあ、お邪魔するぞ。」
「では、ダイテツ艦長。失礼しました。」
「ちょっと待ってくれんか。」
背を向けて退室しようとするとダイテツ艦長が私達に声を掛けてきました。
そのために振り向くとダイテツ艦長が深々と頭を下げていました。
「ヴァルシオン戦の時は君の元に援護に行くのが遅れてすまなかった。ワシの落ち度だ。」
その様子に驚きつつも私は答えました。
「気にしないでください。客観的に見て互角に見えたのは仕方ありませんから。ライの元に先に援護に出すのは仕方ありませんよ。それでは失礼します。」
そう言って、艦長室より退室しました。
他のメンバーもそれぞれが挨拶して退室していきました。
まさか、謝罪されるとは思わなかったのでその事に驚きつつもコクチョウに戻るべく格納庫に向かいました。
それにしても、新たに出来た問題はどうしましょうか。
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