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その店は存在していたので、中に入る。
そこまでは広くない大きさだが武器の種類がなかなか豊富だった。槍に片手剣、斧等色々あったが、俺の目に留まったのは、両手剣である。
「……これがいいな。すいません、これの試し斬りしてもいいですか?」
NPCの店員に話しかける。NPCがそれを聞いてOKの合図が出したので、武器を手に取り、軽く振ってみる。
意外にも自分にこの武器があっているのが感覚的にわかった。
「おっ、いい感じ。重さもちょうどいいし、やろうと思えば片手でも振れそうだし、それに片手剣よりも攻撃力が高いのも魅力的だな。まあ攻撃スピードは遅いかもしれないけどそこは武術と織り交ぜて何とかカバーするからいいか……」
そう思った俺はすぐにNPCの店員にお金を払って、両手剣を装備すると、スキルスロットに両手剣を入れた。
しかし、まだあと一つスキルスロットに空きがある。だが、まだどんなスキルを入れるか迷う。
「あと一つどうするかな・・・・」
武器を入れるか索敵や隠密などのサポート系的なものを入れるか迷ったが結局決まらなかったため、何を入れるかは保留にした。
「まあとりあえず、両手剣のスキルを試してみるか」
この世界ではソードスキルというものがあると説明書にも書かれていたので試したくなった。
すぐに広場に向かい、ソードスキルの練習用かかしで練習することにした。
広場に着くと、かかしに向かって両手剣の最初に使えるスキルをほぼ全部練習する。
最初はうまく行かなかったがだんだんとコツを掴んでくるとモーションに素早く入って確実に出来るようになった。
そしてしばらく練習しているといきなり、リンゴーン、リンゴーンと鐘の音が鳴り響く。
「なんだこの鐘?」
いきなり鳴った鐘の音に疑問を覚えた瞬間、自分は青いベールに包まれて視界が真っ白になっていた。
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