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ていった。
「スッゲーなー。思った以上によく出来てるんだな」
VRMMORPGのすごさに感動しながらしばらく《フレンジボアー》やモンスターを見つけては狩りをし続けた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
二時間ちょっと《フレンジボアー》などのモンスターを狩ってると自分の頭の上の辺りからファンファーレのような音が聞こえてきた。
「なんだ?この音……もしかして俺のレベルがアップしたのか?」
聞き慣れない音が聞えたため、最初はただの時間を知らせるものと思ったが、それだったら数十分前に大きな鐘の音が鳴っていたため違うと分かる。後はRPGや他のゲームでよくあるレベルアップということ。
なので、俺はストレージを開くと自分のステータスを確認する。レベルの欄のところには最初に1と書かれていたところにかわり2と書かれていた。
「うっし、レベルアップ!そういえば、ここに来て相当な数を狩ったからな。とりあえず、ポイントってやつを振り分けるか」
ポイントは最初には3あった。ここは無難に均等に振ろうかと迷ったが、自分は一撃で敵を倒して沈めるほうが好きなため、攻撃力を上げるために全部筋力値に振り分けた。
「さてとポイントも振り分けたことだし、一回街に戻るかな」
レベルアップしてポイントを振り分けて特にやることもなかったので、街に戻ることにした。その途中に何人かのプレイヤーの戦いを見てあることに気がついた。
「……このゲームに武器があることを忘れてた……」
そう。気がついたことと言うのは、武器があることだ。この世界では体術を主に使うゲームではなく武器を装備して戦うのが主体だったことを思い出す。
「……何で無理して素手で戦ってたんだろう。よく考えたらこのゲーム、武器を装備して戦うゲームじゃん……」
今頃そんなことに気がついたゲツガ(優のプレイヤーネーム)は、何で最初から武器を選べることを知ってたのに買ってなかったんだろうと思いながら、武器の調達のために街へと急いで戻った。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
街に着いたら、マップを開き、武器屋を探す。街の中には武器のマークがたくさん書かれているためどこに行こうか迷うためこんな大通りで探していると邪魔になるため街の裏道に入り武器屋を探す。こういうのにまったくなれていない俺はどの店に行くか迷う。
ふと、和人が言っていたことを思い出した。
「たしか、和人がいい店の場所を言ってたな……えっとたしか……」
俺は和人が言っていた店を探す。そして裏道のような場所にぽつりと点在する店があった。少しここからだと遠いが和人が言ってた店だしいいとこだろうと思い、俺はその店に向かった。
裏路地に少し入ったあたりに
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