露見する悪意その一
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「くっ、あのバカ!」
前もこんな事無かったっけ!
「行かなきゃ・・・行かなきゃいけないんだ!」
だがキリトの体は虚しく障壁に阻まれ、虹色のエフェクトをまき散らす
「やっぱダメか・・・!」
「警告モード音声なら届くかもしれません・・・ママ!私です!ママー!」
すると。ひらひらと銀色のカードが舞い降りて来た。こいつは・・・
「アスナがユイの声に気づいて落としたって事か?」
「だろうな・・・」
キリトの顔を見る、覚悟を決めた顔だった
「行くぞ、クラディール。ユイ、しっかり頭を引っ込めてろよ」
天蓋でクエストの受諾をし、ドームに入る、その瞬間、白い騎士が天窓から現れた。
「おっ・・・らぁ!」
キリトが騎士の頭を巨剣で叩き割る、それだけで騎士は爆発四散した。
「こいつ等・・・案外脆いぞ!」
袈裟掛けの一撃で騎士数体を薙ぎ払いながら、俺はそう叫んだ。確かに一体一体の強さはSAOのボスに遠く及ばない、これなら・・・
俺の考えを、天蓋を埋め尽くす騎士の群が打ち砕いた。
「嘘だろ・・・」
その数は五十は下るまい。さらに恐ろしいのは未だに騎士がごぽごぽと不気味な音を立て誕生している事だ。
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