30章 エタナールの兄弟、竜太郎と幸平 (3)
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本日の 交流パーティーは、そんな、わたくしの個人的な、
感謝をこめて、開催させていただきました。
ごゆっくりと、ご歓談などで、楽しいひとときを
過ごしていただければ、わたくしの歓びでございます」
エタナールの 新井 俊平社長の、
飾らない 挨拶に、
ダイニング会場のみんなから、熱い拍手がわいた。
モリカワ・ミュージック所属の人気 ピアニストの
松下陽斗や、ポップス・シンガーの
白石愛美も招待されている。
清原美樹 の父親で、清原法律事務所の清原和幸や
美樹の姉の美咲や岩田圭吾も
招かれている。
早瀬田大学のミュージック・ファン・クラブ(MFC)の
幹事長の矢野拓海や副幹事長の
谷村将也、会計の担当の
岡昇たちも来ている。
美樹の親友の 小川真央もいた。
小川真央は、アルバイト程度だが、
モリカワ・ミュージックに所属してテレビタレントの
仕事を始めている。
「では、株式会社モリカワの森川誠社長に、
乾杯の音頭を頂戴したいと思います。
みなさま、お手元のグラスに、
お飲物をご用意ください。それでは森川社長、
よろしくお願いします!」
愛くるしい笑顔で、司会の 吉田知美が、そういう。
「わたしと、新井社長とでは、7つくらい、
わたしのほうが 歳をとっているんですが、
このわれわれの外食産業の業界では、
新井社長は、大先輩なんです。
その新井社長からは、お褒めの言葉を
頂戴しまして、大変に、うれしく、
光栄に思っております。
では、みなさま、ご唱和 お願いいたします。
みなさまのますますのご繁栄、
ご健勝を祈念いたしまして、
カンパーイ!」
髭の似合う 森川 誠が、満面の笑顔でそういうと、
みんなも、笑顔で、「カンパーイ!」といって、
手に持ったグラスを 寄せたり、合わせた。
≪つづく≫ ーーー 30章のおわり ーーー
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