『女相到着』
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をして、それでもずっと無理だったら、オマエが俺を捨てたらええ。』
『わかった。』
なるほど...。
責任感も大きいんやろな。
友達にヤラレよん知って、助ける為に泊まりに来たり、正義感は少し強い方やし。
もしかしたら愛情や無くて同情や無いんかなって想う。
職員達の話し合いが終わってザワつき出した。
お母さんが部屋に来た。
『終わったぞーっ!』
母親はそのまま帰った。
ユウの両親が、挨拶したり、形式上呼んだだけやろ...
お母さんに聞いた。
『なんであんな親呼んだん?』
怒られた。
『あんな親って言うな!あんたのことは解ってるつもりや...あの人が加害者側なんも...けど、今あんたが此処にこうして存在してるのは、あの人が産んだからや。それだけは何があっても感謝するべきや。母親になったら解る、あんたにも。大丈夫!私ら皆、あんたの味方や。頑張ってくれる限り応援する。手の掛かる子程可愛い言うやろ。』
黙ってたら『まさにあんたや!』ってイタズラっぽく笑った。
髪くしゃくしゃにされた。
おでこゴッツンされた。
なるほど。
手の掛かる子か。
ソレは確かに。
でも、自分がこんなに素直になれるのは、組長以来かも。
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