第六十話 Planetarium
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マには遠く及ばない。
エックスは実体化したシグマウィルスを破壊しながら先へと進む。
すると…。
『エックス…エックスよ…』
エックス「っ!!」
聞き覚えのある声にエックスは即座に足を止める。
そして直ぐさま声のした方へ駆ける。
そこにはライト博士が焦りを浮かべた表情をしながらエックスを待っていた。
エックス「ライト博士…」
ライト『エックス…大変なことになってしまったようじゃな…零空間、ゼロウィルス…今までにない危機が地球を襲っている……』
エックス「…はい」
ライト『すまないエックス…お前達に力を貸してやりたいのじゃが…わしにはお前達のパワーアップくらいしか出来ない……。』
エックス「いいえ博士。少なくともあなたは俺に戦う勇気をくれました。」
ライト『ありがとうエックス…ここではファルコンアーマーと対を為すガイアアーマーのヘッドパーツプログラムを渡しておく。ヘッドパーツはガイアショットのチャージ時間を更に早める効果がある…安全な所でプログラムを解析しガイアアーマーを完成させるのじゃ…頼んだぞエックス…仲間達と力を合わせて世界を守るのじゃ…』
エックス「はい」
カプセルに入り、ガイアアーマーのパーツファイルを入手したエックス。
エックスはファイルを簡易転送装置でハンターベースに転送するとネクロバットの元に向かう。
ネクロバット「キキキッずっと待ってたぜ!!」
エックスはネクロバットと対峙する。
バットンを従えたイレギュラーはエックスを見て嘲笑っていた。
そんなネクロバットを見てエックスは苛立ちを感じながらも口を開いた。
エックス「今、どんな状況なのか分かっているのか?」
ネクロバット「キキッ、関係ないんだろ?もう、こんな状態ならイレギュラーも何もみんな死んじまう。キキキッまず、お前から殺してやるよ!!!」
エックス「どうやらお前とは話し合うより戦った方が早く終わりそうだな」
ファルコンアーマーのビームスピアを発現し、Xブレードを構える。
ネクロバット「キキキッダークホールド!!」
ネクロバットが光ったかと思うと、ネクロバットの姿がなくいつの間にかエックスに噛み付いていた。
エックス「っ!?き、貴様…いつの間に!!?」
エックスが振り払うとネクロバットは再び、空中に。
ネクロバット「キキッ…俺のダークホールドは時間を止めることが出来るのさ」
エックス「時間を…?」
ネクロバット「キキキッどんなに強くても時間を止められちまえばどんな敵も俺の相手じゃない!!俺は最強のレプ
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