暁 〜小説投稿サイト〜
雲は遠くて
29章 清原美咲 と 新井幸平 の デート (3)
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
4年2月5日生まれ。29歳。
美咲の父の、清原法律事務所に所属している
弁護士(べんごし)であった。

店のカウンター内では、ちょっと 硬派で タフな感じのマスターが
丁寧(ていねい)に コーヒーを 一杯ずつ、()れている。
店内には、ゆたかな風味の コーヒーの 香りが (ただよ)う。

(かべ)には、いくつもの、ランタンと呼ばれる手提(てさ)げの
ランプの、電気の()かりが (とも)っている。

「美咲さん、おれ、クルマを買ったんです。フォルクスワーゲン
(VW)の新型車のゴルフなんですけどね」

「すごいじゃない。サザンの桑田さんが、CMしているのでしょ。
色は何色なの?」

「ブルーです。・・・美咲さん、ちょっと、いっしょに
ドライブしてくれませんか?ちょっとだけでいいんですけど。
クルマは、近くの駐車場にあるんですけど・・・」

「いいわよ」

清原美咲 と 新井幸平は、誰が見ても (うらや)
カップルのような雰囲気(ふんいき)で 店を出た。

≪つづく≫--- 29章 終わりです ---
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ