27章 モリカワの 新春 パーティー (2)
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ート の経営者でもあった。
「芸能界っていうか、音楽界っていうか、
なんか騒々しくって、派手過ぎるっていうか、
ちょっと、ついてゆけないぜってもんを感じるんですよね。
音楽やったり、ライヴやったりするのは、
純粋に、楽しくって、最高なんですけどね!」
川口信也がそういった。
「わたしも、川口さんたちのクラッシュ・ビートの人たちや、
グレイス・ガールズのバンドのメンバーと、
よく 話し合ったんですけど、人気者になるのはいいけれど、
それと引き換えみたいに、芸能界の荒波の中で、
自分たちのペースが、乱されることとかは、最悪だなって
いう結論になったんです。
いままのまま、現状のまま、大学や、会社勤めをしながら、
つまり普通の生活をしながら、
音楽活動もできたらいいなってことに、落ち着いたんです」
清原美樹は、そういって、ほほえむと、沢秀人と、
川口信也を見た。
「モリカワ・ミュージックに入っていれば、居心地良く、
音楽活動はできると思うよ。おれも、森川学さんや森川誠さん
たちを、すげぇ、信頼してるから、事務所を、ここに移籍したり、
このライブハウスを、モリカワに任せたんだから!
はっははっ」
沢秀人は、頼りになる兄貴という風格で、
豪快にわらった。
「沢さん、これからもよろしくお願いします。この前は、
わたしたちの祝賀パーティーで、たくさん、演奏してくださって、
ありがとうございました。とても、すばらしい演奏でした。
ずーっと、始めから、終わりまで、感動でした!」 と美樹。
「はっはっは。きみたちの曲や詞が、よかったんだよ!
よし!きみたちと、おれたち、みんなの 音楽活動の
サクセス(成功)を、祈願して、乾杯だ!」
そういって、また、沢秀人は わらった。
「乾杯!」
美樹と、川口と、沢の、3人が、グラスを合わせて、
乾杯をすると、それを見て、まわりの テーブルの みんなも、
乾杯をして、それが、森川純たちにも、次々と つづいて、
森川 誠 社長たちまでが、愉快そうに、
「乾杯!」と 声を上げた。
≪つづく≫ ーーー 27章は おわりです ーーー
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