26章 TOP 5入り・祝賀パーティー (7)
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26章 TOP 5入り・祝賀パーティー (7)
「みなさまの、ご祝辞や ご挨拶は
また、のちほどということです。
それと、本日は、
クラッシュ・ビートと、グレイス・ガールズの、歌と演奏は、
ないという、プログラム(催しの予定)なんですけれど、
お酒でも入って、いい気分になれば、
きっと、歌いたくなるはずですから、そうしたら、
ぼくのほうから、
なんとか、交渉して、このステージで、歌ってもらいますから、
それも、ご期待ください!」
そういう、佐野幸夫に、会場から、わらい声と拍手がおこる。
「はっはっは、およそ、3時間の ひとときですけど、
みなさま、ごゆっくりと、お楽しみください!
それでは、
いまをときめく、沢秀人さんと、
彼の 率いる、総勢30名以上による、
ビッグ・バンド、ニュー・ドリーム・オーケストラのみなさんです!」
佐野幸夫の、そんなMC(進行)に、また、
大きな拍手と 歓声が 沸く。
「みなさん、こんにちは。沢秀人です。
クラッシュ・ビートのみなさん、
グレイス・ガールズのみなさん、ヒット・チャート、
トップ・ファイブ(5)入り、
ほんとうに、おめでとうございます。
こんなことって、前例もないでしょうから、
こうして、多くの方が、心からよろこんで、
お祝いに、駆けつけてくださっているんだと
思います。ぼくも、自分のことのように、うれしいです!」
会場からは、また、拍手や歓声が、わきおこる。
1973年8月生まれの、40歳になる、沢秀人が、
少年のように、目を輝かせて、ちょっと、はにかんでわらった。
沢の、無二の親友の、モリカワの 副社長の 森川学は、
1970年12月生まれで、森川は、沢の、3つ年上になる。
「えーと、本日は、ぼくと、ニュー・ドリーム・オーケストラで、
クラッシュ・ビートと、
グレイス・ガールズのヒット・ナンバーとかを、たっぷり、
みなさんに楽しんでもらいたいと思います。
歌は、ドリーム合唱団のみなさんです!」
また、割れんばかりの、拍手と歓声。
「では、1曲目ですが、
グレイス・ガールズの最新のヒット・ナンバーの、
Angel of love (愛の天使) を、お楽しみください!」
沢秀人は、ギターの担当で、
総勢30名以上による、
ビッグ・バンドは、指揮者はいないのだが、
ニュー・ドリーム・オーケストラという名にふさわしい、
弦楽器、管楽器、打楽器、鍵盤楽器など、
さまざまな楽器と、合唱の、楽しい合奏団であった。
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