26章 TOP 5入り・祝賀パーティー (2)
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もらった、おれにもだけど、
お金が どのくらい、口座に 振り 込まれるか、
おれ、ザックリ、計算してみたんだ」
「ええ!?…うっそ!」
「まあ、お金なんて、そのために、音楽やってるんじゃないけどね。
まあ、気になって計算したんだ。そしてたらね、
作詞作曲は、すべて、バンドのメンバー全員というか、
楽曲つくりに 参加した メンバー全員に、という 契約で、
計算したんだけど、アルバムとシングルが、ともに6万枚くらい、
いまのところ売れてるじゃん。そしたらね、
グレイス・ガールズの場合、1317万円くらいを、
メンバーの5人と 岡昇くんの、
6人で、平等にわける 計算になるんだけど。そしたらね、
ひとり、219万くらいの収入になったかな。
ちょっとすごい 金額だよね。それも、まだ1カ月くらいなんだから、
売り上げは、まだまだ 伸びると 考えると、
まだまだ、収入は 増えると 思うなぁ!」
「そうなんだ。うれしいような、なんか、びっくりよね。
これも、モリカワや、会社のスタッフや、たくさんのみなさんの
お蔭よね」
「メジャー・デビューしたばかりで、ヒットチャートを 盛り上げて、
どうせ、一発だろう?なんて陰口をいう ヤツもいるけど
これは、みんなの 才能と 努力の成果だよね。
モリカワ・ミュージックも、社運を 賭けて、
おれたちの、CDの制作や製造、あと、小売店への営業や
新聞、テレビ、ラジオなどの、メディアへの、
プロモーション( 販売 促進 )を行ってきたんだし…」
そんな話をしながら、美樹と陽斗は、ライブ・レストラン・ビートの、
入り口に 着く。レストランは、静かに 陽光を 浴びる
樹木に 囲まれている。
≪つづく≫
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