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雲は遠くて
22章 メジャー・デヴュー・パーティ ー(4)
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口もに 設置したマイクにむかって、歌い始める。

女性らしい、透明感(とうめいかん)があふれる、
バンド全員の、歌声や、コーラスのハーモニー、
そして 演奏(えんそう)に、
会場のみんなは、気持ちのよい、時間を過ごした。

ーーー

If I can live with you (あなたと 生きてゆければ)

             作詞作曲 清原 美樹 (きよはら みき)

いつもの (まち)の 交差点で あなたと すれ(ちが)った

時は (なが)れて いまは ちがう 道を (ある)く 二人(ふたり)

あの(ころ)は こんな (せつ)ない 思いだったのよ!

あなたと 生きてゆければ・・・ If I can live with you... 


いつも 見ている  毎朝 見ている わたしの (かがみ)

たまに ピカピカに (みが)いたの! ブラッシングして

ピンクのリップ (かがみ)の中に もう ひとりの わたし

あなたと 生きてゆければ・・・ If I can live with you... 


「ねえ 時間を ()める 方法って、 ないのかしら?」

「ほんと ほんと (とし)とるのって 早すぎるよね!」

そんな 友だちとの 会話だけど あなたとなら 楽しいの!

あなたと 生きてゆければ・・・ If I can live with you... 


無一物(むいちぶつ) 無尽蔵(むじんぞう)という 言葉が 大好き!

本来(ほんらい)は 何も 持たないで 生まれてくるのだから

無心(むしん) でいれば 自由自在(じゆう じざい)の 境地(きょうち)

でも あなたと 生きてゆければ・・・ But if I can live with you... 

あなたと 生きてゆければ・・・  if I can live with you... 

あなたと 生きてゆければ・・・  if I can live with you... 

≪つづく≫ ーーー 22章 おわり ーーー 
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