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番外編ユイとリュウヤ
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「まぁ別にいいけどあんまり遅くなるなよ」
「ほんとごめんねリュウヤ君」
「じゃあなユイちゃんといい子にしてるんだぞ」
「ハイですパパ、ママ」
あの激闘から数日、この日俺はキリトとアスナにユイの世話を頼まれた。最近ALO では限定ダンジョンと言うものが現れその攻略に二人が行くからだ。限定ダンジョンってのはいろいろな条件がありその条件を守らないと入れないダンジョンの事だ。例えば片手剣禁止と言うルールなら片手剣は使えない。この日二人がいくのはナビゲーションピクシーと両手剣の禁止と言うルールのダンジョンだ。だから攻略にいかない俺がユイの世話を頼まれた。
「ユイ今日は俺が一日パパ食べたいものがあったら何でも言ってくれ作ってやるぞ」
「でもパパがいい子にしてろってそれにそれだとリュウヤさんに迷惑がかかりますし……」
やっぱりこんな返事が返ってきた。まぁそれも普通か
「キリトの言うことを守らなきゃなんねーけど子供ってのはわがままに生きていくのが仕事だそれに今日は俺がパパだぜパパは娘に弱いんだ」
そう言うと気まずそうな顔をしていたユイは笑顔になり
「じゃあブラッド・ナイトのギルドホームに行ってみたいです!!」
スイルベーン西の一等地アグナコトル
ここには俺達ブラッド・ナイトのギルドホームがある。俺はユイを連れてここに来ていた。
「ここが俺達のギルドホームだ」
「すごい大きいですねにぃ」
ユイが驚くのも無理がないだろう。かつての血盟騎士団のギルドホームをほぼ完璧に再現したからな。まぁここを使ってるのはブラッド・ナイトのメンバー七人だけだからスゲー広々としてる。まぁその内メンバーの募集くらいかけてもいいかな。
「にぃはこのギルドのリーダー何ですよね」
「ああメンバーは多くないが結構いいやつばかりだからな今度キリトでも加入させるかな」
「パパとママなら私が説得していれますよ」
そんな話をしながらギルドホームの説明をする。ちなみにユイが俺のことをにぃとよんでるのは気付いたら呼び始めていたからだ。俺が呼ばした訳じゃない。ある程度ギルドホームを説明すると今度はサラマンダーの領主、 モーティマーから例の件について話したいことがあるからサラマンダーの領地に来てくれとメッセージが届いた。
サラマンダー領東の一等地アカムサリア
俺がモーティマーに指定された場所につくとユージーン将軍に案内されモーティマーのいるとこにつく。
「なぁこんなとこで会わなくてもガダンでいいんじゃないか?」
「そうもいかないのですあの戦いでガダンが受けた被害は相当なものです」
まぁそれもそうかあの戦いの最後はガダンの近くで決着がついたらしいからな。
「それでリュウヤ君の希望道理になるかもしれませんがちゃんとやることはやってからしてくださいよ」
「ヘイヘイ
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