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魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
74話:機動六課設立! 士も動く!?
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敬礼をする。
「本日ただいまより、高町 なのは一等空尉」
「フェイト・T・ハラオウン執務官」
「門寺 士三等陸佐。三名共、機動六課に出向となります」
「「どうぞ、よろしくお願いします」」
「はい、よろしくお願いします」
三人揃って出向の報告をすると、はやても敬礼で返してきた。しかしここにいる全員が知り合いだ。形式だけの敬礼などすぐにしなくなり、そこには笑顔が残っていた。
機動六課隊舎のロビー。
そこには六課のフォワード陣を初め、メカニックやバックヤードスタッフなど、六課の部隊員とスタッフが全員集合していた。
全員が待機している先には、小さな台が設けられていた。そしてその台の上に、高町教導官とハラオウン執務官、八神部隊長とその副官であるグリフィス・ロウラン准陸尉。そして副部隊長である門寺三佐の五人が立っていた。
その内、中央に立っていた八神部隊長が一歩前に出た。
「機動六課課長、そしてこの本部隊舎の総部隊長、八神 はやてです。
平和と法の守護者、時空管理局の部隊として事件に立ち向かい、人々を守っていく事が私達の使命であり、為すべきことです。実績と実力にあふれた指揮官陣、若く可能性にあふれたフォワード陣、それぞれ優れた専門技術の持ち主の、メカニックやバックヤードスタッフ。全員が一丸となって、事件に立ち向かっていけると信じています。
ま、長い挨拶は嫌われるんで…以上ここまで。機動六課課長及び部隊長、八神 はやてでした」
部隊長の挨拶が終わり、その場が拍手に包まれた。
それから四日後。
俺はようやく書類仕事から解放され、体を伸ばしていた。
「ん〜…と、あと残っている書類は…とりあえずなしっと」
デスクの上に出していた書類ウィンドウをしまい、どっこいしょと立ち上がる。
時間は丁度昼飯時、食堂にでも行って飯食うか。そう思って足を向けた。
[士君、今いいかな?]
その途中、なのはからの念話が飛んできた。何事かと思いながら、今食堂に向かっているところだと伝えた。
[じゃあ書類仕事は落ち着いた?]
[まぁ一通りは]
[実はお願いがあるんだけど、いい?]
お願い事?と疑問に思いながらも、俺は了承の返答をしてなのはの言葉を待った。
「はい!こちらの食堂で案内は一通り終了です。食堂使い方は、もうわかってますよね?」
「「「「はいッ」」」」
「丁度お昼休みです。これにて解散としましょう」
「「「「ありがとうございました!」」」」
この日、六
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