オレはロリコンじゃない!!
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が、お前は直系の長男。何かミスでもすれば家の恥になる。まさか、それを狙って今頃婚約者に?だがそうだとしても相手がグレモリー家か、些か勿体ない気もするな」
「たぶん、どっちに転んでもおいしいと考えているんだろう。家の恥になれば切り捨てても問題無いし、上手くグレモリー家に婿入りすれば縁ができるからな」
「そっちか。なるほど、それなら納得がいくがそれでもデメリットの方がでかいぞ」
「それでも親父達はオレの事をどうにか出来るなら実行するんだよ。こっちも縁を切れるなら切りたいんだけどな」
「このまま行けば来年か再来年には最上級悪魔になれる息子を切り捨てたいとか仲が悪いにも程があるだろうが」
「気にするな。産まれてからずっとそんな感じだ。それよりまた話がズレてる」
「すまん。とりあえずだが、お前はどうしたいんだ?それを先にはっきりさせていないと面倒な事になるからな」
「そうだな、家の名を穢す様な事はしたくない。だが、ロリコン扱いは本気で勘弁して貰いたい」
「ロリコン扱いに関しては気にしなくても大丈夫だぞ。8歳程度の歳の差なら、確かシトリー家の次期当主の婚約者もそうだったはずだ」
「うん?シトリー家の次期当主は確かリアス・グレモリーと同期だったはずだろう。ということは婚約者はオレの同期か」
「そうなるな。詳しい情報は知らないけど、そこそこ名家だったはずだ。他にも優秀な嬢は幼い頃から年上との婚約は普通だからな。別に婚約だけでロリコン扱いされる事は無い。だけどなぁ、お前だと眷属に二人も幼女が居るからなぁ、そっちの方で言われそうだな」
「そこはこれからも隠していけば良いだけの話だ。実際、オレの眷属を知っているのはお前とお前の眷属とサーゼクス・ルシファー様とグレイフィア様と他数名位だ」
「なら大丈夫だろう。社交界の方はオレを教えていた家庭教師を紹介してやる。あの人に任せておけば問題は無いだろう。問題なのは、ゼオン、お前、女の扱いに自信は?」
「無いな。客としての付き合い方ならともかく、婚約者とかの扱いを知るわけないだろう」
「だろうな。オレも結婚した今でも女は理解しきれん。弟は、あ〜、お前と同期になるんだが眷属全員を女で固めてハーレムなんか築いてやがる。正直理解出来ねえ」
「人間界でハーレムは男の夢だとか聞いた事はあるが、楽しいのか?」
「オレは勘弁。それにオレの連れは独占欲が強くてな、ちょっとでも他の女に目を移すと本気で殺す気の魔法が飛んでくる。こればかりはフェニックスの不死性を怨むな」
「それは大変そうだな」
「ああ。だけどやっぱり二人きりの時に甘えてくる姿を見るとこうぐっとクルんだよ。普段の扱いを許してしまう位に」
「そう言う物なのか?あまりそう言う自分を想像出
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