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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第4章 俺の幼馴染とテロ屋さんが修羅場すぎる!
第60話 皆のお仕事
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………………え、本当に???
「もしそうだとしたら、これからもやっていける気がしねぇ……」
膝をつき、さめざめと泣く俺を部長が抱きしめてくれた。
「大丈夫よイッセー。あなたに来る依頼が本当に難しいものだということはもう理解しているから。契約をなかなか取ってこれなくても私はあなたを見捨てたりしないわ。だからイッセー、あなたはあなたのペースで仕事をこなしなさい」
「うぅ、部長……」
普段の俺ならすぐさま部長から離れるところだけど、たまにはいいよね。
俺はそのまま温かい部長の胸に顔をうずめ、両腕を部長の背中に回して抱きつきながらこの世の不条理と部長の優しさに泣いた。部長が主でよかったとこの時ほど強く思ったことはなかったよ。
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