兄の日記:二ページ目
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イッセー……兄さんはお前をそんな薄情な人間に育てた覚えはないぞ?
そう言うと慌てて荷物を運び始めるイッセーに思わず笑いがこぼれる
キョトンとするイッセーに冗談だと言って
それよりもアーシアに家の案内をするように促す
アーシアは申し訳なさそうにしていたが気にするなと言ってイッセーについて行かせる
早く馴染んでくれるといいんだが……そしてリアス
なぜお前までイッセーの案内について行っているんだ?
まさか、お前まで家で暮らすなんて言い出さないだろうな?
□月B日
お兄ちゃん……ああ、なんて素晴らしい響きなのだろうか……!!
今日、アーシアに俺のことをどう呼べばいいのか尋ねられた時
俺達は家族みたいなものだから兄と呼んでいいと言った結果
この素晴らしい呼び名に決まった……今まで生きてきて良かった
出来ればイッセーにもお兄ちゃんと呼んで欲しかったのだが
恥ずかしいからと断られてしまった……無念だ
だが、イッセーから呼ばれる兄さんも最高の響きには変わりない!!
やはり弟は素晴らしい!!!
□月C日
アーシアが家に来てからもう少しで十日になる
イッセーと話し合って今度お祝いをすることにした
ケーキを予約しておかないとな…後、アーシアの好きな物も調べておかないと
□月D日
クラッカーを鳴らして二人でアーシアを出迎える
アーシアは最初は目を白黒させていたがイッセーがアーシアが家族になって十日記念!!
と言うと、見ているとこっちまで嬉しくなるような飛び切りの笑顔を見せてくれた
料理とケーキも気に入ってくれたようで何よりだ
それと、写真もかなり撮った、今度アーシア用のアルバムも買わないとな
それからアーシア、これからも俺達の家族としてよろしくな
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