兄の日記:二ページ目
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俺の弟だ
堕天使に関しては下っ端が独断で動いているという情報を得てリアスに教えておいたので
今回は特にお咎めはないようだ、よかったなイッセー
まあ、イッセーが教会に行ったのを笑いながら話していたのでリアス達も間違いなく確信犯だろう
それはそうとイッセーを追って教会に向かう途中
イッセーを馬鹿にする堕天使が居たので問答無用で星に変えてやった
弟を馬鹿にする奴は誰であろうと許されない!!
それはこの世の真理だ!!!
まあ、そういった邪魔も入ったが俺達は無事に教会にたどり着いた
するとそこには覚醒した『赤龍帝の籠手』で女の堕天使を吹き飛ばすイッセーがいた
あの女が天野夕麻か?……いい気味だな、イッセーを傷つけた罰だ
堕天使も全員倒し一件落着かと思われたがイッセーは座り込んだまま泣いていた
アーシアを守れなかったらしい……
しかし、リアスがそんなイッセーに優しく近づき悪魔の駒を見せたことですぐに
涙は止まった……アーシアを悪魔に転生させるつもりか
アーシアが悪魔として生き返りイッセーと感動の再開を果たしている頃
塔城さんが何やら汚らしいカラスの死体のようなものを引きずってきた
……まだ生きていたのか、天野夕麻
しかも姫島さんが水をかけて無理やり起こすとイッセーに命乞いをしてきやがった……
リアスが滅ぼさなかったら俺が泣いて殺してくれとせがむまで殴ってやったところだ……
まあ、死んだ奴のことなどどうでもいい
今は傷だらけのイッセーとアーシアの介抱をしてやらないとな……
……本当によくがんばったな、イッセー
□月&日
リアスにアーシアを俺達の家に住ませてやれないかと頼まれた
理由を聞いてみると何でもアーシアには心を開ける存在
つまりイッセーが傍にいつもいた方が落ち着けるだろうと判断したかららしい
俺としてはアーシアを我が家に向かい入れるのは構わないんだが……
若い男女、イッセーとアーシアが間違いを犯さないかが心配だ
そうリアスに言うと俺も若い男性じゃないかと突っ込まれた
俺はイッセーの保護者だ!!つまりは父親のようなものだ!!
というか俺は弟の成長以外に興味はない!!!
そう言うと呆れられたが気にすることはないだろう
結局アーシアが家に住むことは承諾した
□月A日
アーシアの生活に必要な物を運び込んでいるとイッセーとリアスとアーシアが来た
イッセーに何をしているかと聞かれたので答えると驚かれた
当事者なのに知らせてなかったのかリアスは……
まあ、言わなかった俺も悪くはあるが
……それにしてもわざわざ来ておいて手伝いもしないのか?
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