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赤龍帝の兄の日記
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魔の羽や雷を見せられて信じるようになっていた

それにしても……まだハーレムを諦めてなかったのか……

目標を持つことはいいんだが……もう少し…なあ?

そう思って溜息をついている俺に気を使ったのかお茶を出してくれた姫島朱乃が

俺のことに話を逸らしてくれた…感謝するよ

簡単にだが自分が魔物狩りをメインとした何でも屋ということを教える

イッセーが驚いていたことに多少の罪悪感を感じながらも話終える

するとグレモリーが俺があの『銀眼の鬼神』なのかと聞いてきた

……確かにそう言った風に呼ばれることもたまにはあるが俺はただ単に早く帰って

イッセーと過ごすために敵を殲滅していただけだ

そう言うと何やら微妙な顔をする一同

なぜだ?弟を大切にして何が悪い!!!

そう叫んだ俺は何も悪くないはずだ

それとあの小柄な女の子は塔城子猫と言うらしい

後一緒にいた男の子は木場祐斗君という名前らしい

イッセーと仲良くしてもらいたいものだ



○月▽日


グレモリー、リアスでいいと言われたんだったな

リアスがオカルト研究部の顧問にならないかと言ってきたが

俺にも仕事があるので断らせてもらった

まあ、イッセーに何かあったらいけないのでちょくちょく顔は出すつもりだが

そういうと外部コーチなら好きな時に学校に来ることが出来ると言われたので

そちらは受けさせてもらった



○月□日


イッセーの足の筋肉が崩壊した

何が言いたいかというとイッセーが悪魔のチラシを配るために全速力で

自転車をこいだ結果、筋肉痛になったということだ

寝ている間に足がつると可哀想なのでマッサージをしてやった

イッセーには悪いが久しぶりに兄弟でのコミュニケーションが出来たので

密かに筋肉痛に感謝していた

それとイッセーが俺にもチラシをくれた、今度インターホンの修理でも頼むとするか



○月☆日


失敗した……まさかインターホンの修理に来たのが塔城さんだとは……

呼び出した塔城さんに要件を伝えると『嫌味ですか?』とばかりに睨まれた

実際にそう言われたわけじゃないが塔城さんの目がそう雄弁に語っていた

このまま修理に入るのも気まずいので一先ずお茶とお菓子を出して塔上さんの機嫌をとった

何でも和菓子が好きらしいので今度から呼び出すときは用意しておこう

お菓子も食べ終え、塔城さんの機嫌も大分直った所を見計らい修理を始める

塔城さんには工具を渡してもらったり、掃除や後片付けをしてもらった

身長が足りないことには修理が出来ないからな……

修理も終わり無事、塔城さんでも楽に押せる位置になったの
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