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赤龍帝の兄の日記
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でひとまず安心だ

しかし、授業中にまた堕天使が襲ってくるかもしれないのでしっかりと授業中も見守った

……ただ単にイッセーの授業風景を見たかったわけじゃないぞ?

俺は兄としての当然の役目を全うしただけだからな

それはともかくイッセーは若干混乱しながらも無事に一日の授業を終え

松田君と元浜君の誘いも断り真っ直ぐに家に帰っていく

その後を追っていると堕天使の気配に気づく

……もし天野夕麻という堕天使だったら問答無用で殴りころ――飛ばすとしよう

残念ながらその堕天使は男で天野夕麻ではなかったが

イッセーに光の槍を投げつけてきたので槍を拳で砕き

突如現れた俺に驚いている間に

ボディブローを三発程入れてダウンさせた(一発でダウンしたが残りの二発はおまけだ)

「俺の弟を傷つけようとした報いだ!!!」

そう大声で言い放った俺は最高にカッコいい兄貴だったと思う

イッセーだけでなく途中から現れたリアス・グレモリー達も俺に見入っていたしな

その後事情説明を求めてきたイッセーには悪いが今日は遅いからという理由で

明日リアス・グレモリー達と共に説明することにした

夜更かししてイッセーが風邪を引いたらいけないからな

そのさいリアス・グレモリーから俺の事も説明しろと言われてしまった

……弱ったな、イッセーに嘘をついていたのがばれるな

はあ……今から気が重いよ



○月*日


夕方になりそろそろ事情説明のために駈王学園に行こうとしたときふと

どこに行けばいいか聞いていなかったことを思い出して悩んでいると

やたら強く扉を叩く音がしたので不思議に思いながらも出てみると小柄な女の子が

何やら不満げな顔をして玄関に立っていた

ああ……インターホンのボタンまで手が届かなかったのか

経費をケチるために自分で付けたものだから前から少し高いなとは思っていたんだが……

今度もう少し下に降ろすとしよう

そんなことを考えていると女の子がグレモリーの使いだと言ってきたので

ありがたく案内してもらうことにした

案内された場所は何でもリアス・グレモリーが部長を務めるオカルト研究部の部室らしい

イッセーも既に来ていたようでこちらを見て少し羨ましそうな表情をしていた

大方女の子と一緒に来たのを羨ましがっているのだろうが

そんなに楽しいものでもなかったぞ?

背が足らなかったことが余程気に入らなかったのか

移動中はユニバーサルデザインの重要性を力説されたからな

中々に耳が痛かったよ……

それはともかくグレモリーが来たことで事情説明が始まった

悪魔だと言われて最初は半信半疑だったイッセーも悪
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