プロローグの日記
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んが言うには元気が良すぎて良く男の子と間違えられるらしい
イッセーに教えようかとも思ったがその内、気づくだろうと思い言わなかった
余談だがイッセーとイリナちゃんどちらが可愛いかで
イリナちゃんのお父さんと地形を変える程のバトルをしてしまった
相手は数々の修羅場を潜り抜けてきた聖剣使いだったが
イッセーの兄として育て親としての俺の誇りがわずかに上回り
俺の渾身の右ストレートがイリナちゃんのお父さんの顔面に入ることで勝負は決まった
イッセーの方が可愛いという勝利の余韻をじっくりと味わいたかったのだが
勝負の終わった後は問答無用で二人そろってイリナちゃんのお母さんの
お叱りを受けることになった……地形を変えるのは少しやりすぎたか?
×月!日
イリナちゃんが引っ越すことになった
何でもヨーロッパの方まで行くと言っていたので
恐らくは教会関連のことだろう
イリナちゃんのお父さんも教会の戦士なので親子そろってということかも知れないな
何はともあれイッセーの友達を無下に扱う気などないので
イッセーに提案してお別れ会を開くことにした
お別れ会と言っても料理を食べてプレゼントを贈る位のものだが手を抜くつもりはない
俺の腕によりを欠けた料理とイリナちゃんのお母さんの料理で食卓は結構豪勢なものになった
子供二人は最後の時間をめいっぱい遊んで過ごしたようで満足げな顔で帰ってきた
ごちそうを食べ終わりプレゼント交換の時間になるとお互いに思い思いの物を渡し
それから抱き合って泣いていた……ああこの時点でアルバム一冊分は撮ったな
それとありがたいことにイリナちゃんが俺にもプレゼントくれた
とても嬉しいんだが……なぜ眼鏡なんだ?
俺は特に目は悪くないんだが……
そう思い聞いてみたところ目つきが怖いからだと言われた
……ちょっとショックだな
%月+日
ついにイッセーも小学校を卒業だ、子供が成長するのは早いというが
最近それを切に感じてきている
本当にあの小さかったイッセーが大きくなったもんだ……
卒業式ではいつか訪れるであろう親離れを想像し感極まって泣いてしまったが
それまでに精一杯甘えさせてやろうと思い何とか泣き止んだ
そう言えばアルバムが押入れに入りからなくなってたな
……今度物置でも作るか
¥月*日
いよいよイッセーも中学生だ
最近やたらおっぱい、おっぱいと言っているがそれはきっと思春期が来たせいだろう
まあ…少し心配ではあるんだが、俺が信じてやらなくてどうするんだ?
心は純粋で優しく育ってくれていると思うので何か間違いを犯
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