14章 美樹と詩織のテネシー・ワルツ (4)
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
14章 美樹と詩織のテネシー・ワルツ (4)
「いろいろなことがあるものよね、人生には。
特に、男女関係になると・・・。
詩織ちゃんも、岡くんとも、いつまでも、
仲よくしてあっげてね!
ところで・・・、
詩織ちゃんの、好きな、ミュージシャンや歌とかがあれば、
少し、そんなお話を、お聞きしたいなあ」
と美樹は、いって、うまく、話題を変えようとした。
「はーい、美樹さん。なんでも、聞いてくださいね。
わたしは、どうも、アメリカのカントリー系の、
ミュージシャンが好きなようなんです。
AKB48やNMB48なんかも、けっこう、好きなんですけどね。
カーリー・レイ・ジェプセンや、
テイラー・スウィフトのような、
シンガー・ソング・ライターになれてらいいなって思ったりします。
あと好きな、ミュージシャンは、ノラ・ジョーンズかな。
特に、彼女の歌う、テネシー・ワルツには、
何とも、いい表せないような、魅力を感じます」
「あら、そうなんだ。わたしも、ノラ・ジョーンズの、
テネシー・ワルツが大好きなのよ。
彼女の歌って、なんというのかしら、
デジタル音楽では表現できないような、
人間らしい、温かみとでもいうのかしら、
そんな良さがあって、
何か、そんな不思議な魅力で、人の心に届くのよね。
失恋ソングでもあるのに、
テネシー州の州歌のひとつになっているんだから、
いい歌って、生命力があるのかしら、不思議ね!」
「そうなんですよね!あの、ちょっと、スローで、流れるような、
3拍子がいいいですよね」と詩織。
「I remember the night っていう、サビのあたりの、
コード進行っていうのかしら、
何度、聴いても、飽きないし、感動するのよね。
もし、お時間がみんなにあるんでしたら、
いまからでも、学生会館で、
テネシー・ワルツを、やってみたいわよね?!」と美樹。
「ええ、よろこんで。わたし、きょうは、時間があります」
と詩織。
「じゃあ、学生会館に行って、テネシー・ワルツやりましょう。
楽器はそろっているし。
ぼくは、パーカッションでも、ブルース・ハープでも、
ギターでも、何でもやりますから」
そんなこといって、岡も、元気でノリノリだった。
「じゃあ、岡には、ギターやりながら、
パーカッションやってもらって、間奏に、
しぶい、ブルース・ハープを吹いてもらえるかな?」
美樹。
「マジっすか?!」と、本気で、あせる、岡昇だった。
そんな、真に受ける、岡に、
みんなは、声を出してわらった。
「わたし、ユーチューブで公開されている、
ノラ・ジ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ