第六章
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答えた。
「雨はどうしても降るものだし」
「冬の雨か」
また言う丈瑠だった。
「まあ雨が降らない季節っていうのもないし」
「そうよね。とにかく商店街の入り口まで行ってね」
「そこであいつと話しろよ」
「ええ」
その言葉にこくりと頷いて答える敦子だった。
「わかってるわ」
「俺もな」
そしてそれは彼も同じなのだった。
「それは」
「けれど菅生君」
敦子は俯き加減で彼の名前を呟いた。
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