11章 ミュージック・ファン・クラブ (3)
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
も、考え直さないといけない思えてきます」
「男なんて、ふつう、そんなもんだよ、森ちゃん」と岡がいった。
「みんな、女の子にモテたいのが、本心だよ。森ちゃん」
と谷村も、自己卑下ぎみに語る、森を、かばった。
「やっぱり、そんなものでしょうか?
でも、それ聞いて、安心しました。
それにしても、拓海さんのお話はいつも深いですよね。
ぼくは、いつも勉強になりますよ。
さすが、僕らのサークルの幹事長ですよ。
理工学部の先輩としても、いつも尊敬しています」と、森隼人。
「森ちゃんは、優秀だから、ぼくが、いろいろと、刺激を受けるくらいだよ」
と矢野拓海。
「拓さんに、褒めていただけたようで、うれしいです。
拓さん、女の子とのつきあいって、むずかしいですよね。
ぼくには、どんなふうに、つきあったらいいのか、いまもわからないです。
男は女とつきあうことで、成長するとか、いいますけど、
たしかに、女の子には苦労しますよね、だから成長できるのかも」
といって、森隼人は、
矢野拓海たちに、照れるようにわらった。
≪つづく≫
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ