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Epos31-E砕け得ぬ闇の使徒〜Friends〜
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スタメントが助けてくれたから、わたしは妹――フェイトと一緒に過ごすことが出来たんだよ・・・!」

フェイトが突然テスタメントに礼を言った。遅れてアリシア、そして「あたしからも礼を言わせてくれよ、テスタメント」アルフも、テスタメントに感謝をした。奴は「・・どういたし・・・まして。それじゃあ・・・約束してもらおっか。・・・私の分まで生きて・・・」そう言って両手の小指を立てる。フェイトとアリシアは「うんっ!」涙を拭うことなく指切りに応じた。

「テスタメント。あたし達、あんたと友達になりたいって最後まで思ってた」

「うん。今でもそう思ってる」

「私たちね、テスタメントちゃんと友達になりたいんだ」

アリサ、すずか、なのはがそう続けた後、彼女たちはシャルを見た。シャルは「わたしも友達になりたい。テスタメントとは色々あったけど、根は良い子だって思うから」とテスタメントに向かって歩み寄って行く。

「はぁはぁはぁ・・・ふぅ・・・。はは。なんで、だろうね。生への執着を失った途端に、素直に友達になりたいって思えるようになった。・・・こんな私にでも・・友達になってくれる子が居るって、嬉しい・・ね」

これまでに見せなかったテスタメントの満面の笑顔。あやすようになのは達の頭を撫でるテスタメントを見守っていると、「八神はやて、そしてその家族に、謝罪を」奴は俺たち八神家に頭を下げた。はやてや涙もろいシャマルは、出会って間もないというのにテスタメントの消滅を悲しんでくれている。

「このような形で出会い、別れることを・・・」

「ううん。・・・わたしも、テスタメントちゃんと友達になりたいんやけど、ええかな・・・?」

「もちろんだとも・・・。・・・過去の記憶の再現な私だけど・・・、それでも友達に看取られて逝く・・・。うん・・・悪くない・・・。じゃあね、フェイト、アルフ、アリシア、なのは、アリサ、すずか、騎士イリス、クロノ・・。あ、そうそう。・・・セレネとエオス、ユーノに、よろしく言っておいて。私――テスタメント・ステアは、心置きなく、満足して逝ったって」

ステア、と名乗りやがった偽者の俺。ギラッとテスタメントを睨むが、奴は悪びれる様子もなくウィンク。ちくしょう、男がそんな真似をするんじゃない。名前の通りステアらしい仕草をしやがって。

「「「ステア、ちゃん・・・?」」」「「ステア・・・?」」

「それがあんたの本当の名前なの・・・?」

テスタメントがニコッと笑うと、なのは達が「うん。必ず」と誓った。テスタメントは俺たちに向かって手を振り、そして笑顔で消滅していった。なのは達はそれぞれ涙を拭い、鼻を啜り、先ほどまでテスタメントが立っていた場所をいつまででも見詰めていた。
その後、ハラオウン邸・捜査本部に居るエイミィから、
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