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Epos31-E砕け得ぬ闇の使徒〜Friends〜
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たいっていう話をしていたのを思い出した。

「なんで疑問系? ま、まぁ・・・フェイト・テスタロッサと一緒になろうって誘われたけど、私は断ったはず。だから話をするつもりは端からない。というわけで、さぁジュエルシードを賭けていざ勝負」

「ちょ、ちょちょちょ! 待って、待って、待って!」

あれ、テスタメントってこんなにバトル好きだったっけ?

「「シャルちゃん!」」「「シャル!」」

どうやってやり過ごそうかと思案していたところで、待ちに待った声が聞こえてきた。空を見上げると、なのはとフェイト、アリサを抱っこしたすずか、そしてアルフがこっちに向かって降下して来ていた。

「高町なのは、アリサ・バニングス、月村すずか・・・、それにフェイト・テスタロッサとアルフ!? どこにも居ないと思ったら、どうして管理局組に・・・!?」

テスタメントが驚きの声を上げる。どうやらフェイトやアルフと同盟を組み終えた時点の意識みたいだ。テスタメントが「まさかこんなに早く裏切りに遭うなんて予想外だよ」って警戒心を露わにして身構えた。

「「テスタメントちゃん・・・!」」

「「テスタメント・・・!」」

なのは達が河川敷に降り立って、涙声でテスタメントの名前を呼びながら彼女の側に群がった。なのは達の泣き顔に歪む表情に「え、なに、なに?」って困惑するテスタメント。さらに「おーい!」クロノに背負ってもらってるアリシアも合流。

「アリシア・テスタロッサ!? 何故あなたが生きて・・・!?」

いよいよ混乱の極みに達したって風なテスタメント。そんなテスタメントの手を握るなのはが「テスタメントちゃんに、大事なお話があるの」って話を切り出した。わたし達はテスタメントに、今がどういう状況なのかを伝える。まずは “闇の書”っていうロストロギアを巡る“闇の書”事件についてから話した。

「闇の書事件、ね〜。ジュエルシード争奪戦の最中にそんなことが・・・。だからってフェイト・テスタロッサとアルフがそっちに協力するのはおかしくない?」

テスタメントがフェイトとアルフをジロっと横目で睨み付けた。そんな視線から顔を逸らす2人の代わりにわたしが「さっき言ったでしょ。ジュエルシード争奪戦はもう終わったって」ってそう伝える。

「あー、そうだったっけ。で? この私の魔力探査能力を以ってしても気付かないようにジュエルシードを回収した術、後学の為に教えてもらってもいい?」

「テスタメントちゃん。テスタメントちゃんも実際に経験したんだよ。事件の顛末を」

「ええ。ジュエルシードの回収を、あんたは最後まで果たした」

「テスタメントちゃんが回収したのは全部で24個。私たちが7個。計31個、だよ」

なのは、アリサ、すずか、とテスタメントに伝えて
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