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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第一話 大久保少佐!!剣が白銀に輝く漢その十七
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完全に本音を出しての書き込みばかりだった。
「折角日帝衆が立ち上がってくれたんだぞ!」
「一七四ヶ国が応援してるんだぞ!」
 少なく見積もってだ、日本を除いたその半島の人達が進出した国の数と一致しているのは偶然だと思っておく二人だった。
「ジャスティスカイザーは死ね!」
「天罰を受けろ!」
「地獄に落ちろ!」
「成敗されてろ!」
 こうした意見ばかりだった、二人は登校中に携帯のネットでそれを確認した、そして学校に行っても同じだった。
 クラスメイト達がだ、口々に言っていた。
「有り得ねえよ」
「全くよね」
「勝ったのは大久保少佐だよな」
「あんなの勝ちじゃないから」
「あんな卑怯なやり方な」
「勝ったことにならないわよ」
 こう言っていた、そして彼等も言うのだった。
「ジャスティスカイザー死ね、ってな」
「本当に思うわ」
 初戦からいきなり世界的な不人気となった二人だった、二人はこの事態に何なんだよという顔になった。だが。
「金は貰えるしな」
「エロDVDもな」
「だからいいか」
「そうだよな」
 こう話していいとした。しかしその二人に日帝衆は彼等を嘲笑するかの様に再併合を諦めない。戦えジャスティスカイザー、負けるなジャスティスカイザー!


第一話   完


                             2014・6・10
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