第一話 大久保少佐!!剣が白銀に輝く漢その十六
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ってな」
二人は腕を組んだ、すると。
突如として場面が変わった、二人は颯爽としたポーズのまま岩場に立っていた。周りには青い海と白い波がある。
後ろには旭日旗の如き朝日がある、そして波のザッパーーーーンという音と共に高らかに言う言葉とは。
「正義は勝つ!」
高らかに宣言した、その言葉と共にだった。
二人は勝利を祝った、そうして。
満足して帰った、だが次の日。
二人は新聞やテレビ、ネットを観てだった。歯噛みしてこう言った。
「おい何だよこれ!」
「大久保少佐への同情論ばっかりじゃねえか!」
「俺達は悪役かよ!」
「卑怯とか卑劣とか何だよ!」
「俺達の何処が悪いんだ!」
「勝てば官軍だろ!」
「勝ちゃあいいんだよ勝ちゃあ!」
京都のやたらとキモ!という言葉を連発する自転車部所属の高校生の様な論理をあくまで展開するのだった。
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