第二話 心優しき保護団員、ドライ
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ャワーズ、ハイドロポンプ。ネンドールはサイコキネシス。ルカリオは波導弾!」
『許さないわよ!』
『全く、近頃の若いもんは…ワシの力を思い知らせなきゃいかん!』
『ポケモン達を苦しめた罪は重いですよッ!!』
三匹は同時に動きだした。
シャワーズはサイケ光線を相殺しネンドールはサイコキネシスで向かってくるクロバットを縛り上げ、ルカリオを十万ボルトを弾いて波導弾をエレキブルに当てた。
「なっ…ならば…逃がしはしない…。エレキブル、放電だ!」
「はっ…ネンドール、ツヴァイをテレポートだ!」
「えっ…。そんな………そんなこと……させな─」
ツヴァイをテレポートさせてその次の瞬間放電がクロバットとスリーパーを巻き込みながらルカリオ、ネンドール、シャワーズ…そしてドライにまでも浴びせた。
「ぐわあああああっ!」
こうなることを見越してツヴァイをテレポートさせたのだった。
ガクッとドライは倒れ込んだ。
シャワーズには効果抜群であるため苦しそうにしていた。
あまり効果がないルカリオであったが麻痺してしまったようだ。
一方、地面タイプのネンドールはドライに近寄った。
『なんて卑怯な真似を…。シャワーズ、若造、大丈夫か!』
『体に痺れはありますが…大丈夫です。』
『私は体力に自信がありますから大丈夫です。』
しかし、倒れているドライは反応が無い。
『…くっ…ドライを傷つけた罪、重いぞ。』
「はははははっ!トレーナーの指示がなきゃ大したことはない。どんどん攻撃するぞ。」
「ちょっと、私達のポケモンまで巻き込んでるんじゃないわよ!」
「クロバットが瀕死寸前じゃねぇか!」
「知るか、かちゃあいいんだよ!エレキブル、もう一度放電だ!」
『おおーーっとそれには及ばないぜ。』
「ドンカラス、不意打ち!」
ドンカラスがエレキブルに不意打ちするのだった。
特性の強運で急所に当たったらしく一撃で沈むのだった。
そもそもルカリオの超強力な波導弾が当たった後だというのもあるが。
華麗にエレキブルを倒してドヤ顔をしつつ
『…大丈夫かい、シャワーズちゃん。』
『え、…ええ、大丈夫よ。』
『いやあ、かわいいシャワーズちゃんを傷つける奴なんかボッコボコですよ。』
『けしからーん!これだからいまどきの若いもんは!』
『ああううーーー!』
ネンドールがドンカラスを払いのけた。
『しかしドンカラス、ネンドールのテレポートでツヴァイもろとも飛ばしたはずでは…?』
ルカリオはそう尋ねると再びドヤ顔で答えた。
『ツヴァイはテレポートされる瞬間、サーナイトでネンドールの感情を読
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