第二話 心優しき保護団員、ドライ
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ひどいとポケモンを使ってまで席を奪い取ろうとする。
「いけない、このままだと余計混乱を生む。止めよう、ツヴァイ。」
「うん。」
「シャワーズ、頼んだよ。」
「フローゼル、出番だ!」
シャワーズとフローゼルを出して一般人を止める入る。
「こんなところでポケモンを使わないでください、迷惑になりますよ。」
「ガキのくせにうるさい!あいつが私の席をとったからいけないのよ!」
「何よ、アンタがとったんじゃないの!」
収拾がつかない程の喧嘩状態だ。
「オクタン、オクタン砲!」
「マックグマ、突進!」
二匹のバトルが狭い客席で勃発した。
「くっ、ポケモンに罪はないのに…。」
「ここはもう、力づくで止めるしかないよね。」
「いや、その必要はない。シャワーズ、メロメロだ。」
「シャワァァァァッ!」
メロメロを発動し、マッスグマとオクタンはメロメロになってしまった。
シャワーズはメス。どうやら二匹はオスだったらしい。
「なるほど、これで傷つけずに済むね。」
「「ああーっ!」」
叫ぶ観客だったがすぐにジュンサーがやってきた。
「これ以上騒ぐと出て行ってもらいますよ?」
さすがに警察登場で頭が冷えたのか素直にしたがった。
「フフ、ありがとう。助かったわ。」
「これくらいお安い御用です。」
そう会話してると会場が暗転した。
そして舞台だけが明転した。
「さあ、始まりましたポケモンコンテストマスターランク!」
会場は大盛り上がりだ。
「すごい…。」
舞台にいるコーディネーター達からはオーラを感じる。
ここまで来た実力者の風格ともいうべきか。
長男のフュンに近いオーラだ。
「フフ、大盛り上がりだね。こうやって浮かれている間に誘拐事件が発生するんだ。」
一次審査が終了し、二次審査が始まった。
「綺麗…これがトップコーディネーターの実力…。」
技のコンボや見せ方をわかっている。
それに妨害対策もしている。
バトルではないのに手に汗握る熾烈な戦いだった。
そんな中、妙な超音波を感じた。
「何、耳がキンキンする。」
「ルカリオ、波導で位置を特定するんだ。」
ルカリオを出して探らせようとする…すると
キイイイィィィンという音という不快な音が会場全体に伝わる。
次の瞬間は悲鳴が飛び交った。
「なんだ!?」
「ポケモン達が!」
舞台にいるポケモン達が暴れだした。
どうやらこの技は「超音波」でポケモン達が混乱したらしい。
舞台にいるコーディネーター達はボールを控室に置いているためポケモン達の暴走を止めることができない。
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