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D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
渉「ラブルジョワ野郎!」耕助「シアワセレブ様め!」 「「非リア充の会としてお前らだけは!」」
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に勘弁してほしい。
「それはそうと美琴さん、この間貸した本はどうでしたか?主人公の漫画家の男性さん、清隆さんにそっくりじゃないですか?」
葵ちゃんが笑顔で美琴に質問するけど、それってまさか・・・
「え、ええ、そうね。それに相手役の編集の男性も杉並様に似ていて、こう色々と妄想が・・・」
「ってー!、今その話は無し!ま、また後で話しましょ!」
そう言って手をブンブンと振って葵ちゃんを説得しようとする。
「えー何でですかー?せっかくだから熱く語り合いましょうよー。例えば深夜のファミレスで思いの丈をぶつけ合うシーンとか」
「あわわっ!だ、ダメ!本当にダメだってば!今その話をしたら、あたしの決心が色々と揺らいでしまいそうだから」
美琴が本気でやめてくれと頼んでいた。
「って葵ちゃん!美琴にどんな本貸してるんだよ!?」
「それは内緒です♪」
俺の問い詰めに葵ちゃんは可愛らしく返す。
「いや、可愛らしく言っても許さないから!」
「・・・・・・・・」
姫乃は内容を思い出したのか顔が若干赤い。
「先輩も葛木さんもどうしたんですか?漫画を通じて仲良くなったみたいですし、いいことだと思うんですけど・・・」
さらが訝しんだように聞いて来るけど、その漫画が普通の漫画ならよかったんだけどね。あまり良くは知らないし、知りたくもない、所詮BLと呼ばれるものじゃ無ければね。
「・・・杉並様は私だけの物、杉並様は私だけの物、杉並様と芳乃清隆の絡みが見たいだなんて思ってない思ってない思ってない」
「ちなみに、勝負の話だが、万が一我ら非公式新聞部が負けた場合は、うちの部員1号をそちらに差し出す、という形でどうだ?」
「・・・へっ?」
美琴が自分に念じを掛けている間に話が進み自分の名前が出て抱えた頭を上げてキョトンとする。
「な、なんですとー!?」
美琴が仰天し頭を抱えながら大声を上げる。
「いや、美琴はいらない」
「それも何でよっ!欲しがりなさいよ、少しは欲しがりなさいよ!」
俺の返答に美琴が噛みついてくる。
「期間はそうだな、1年間としよう。勝負で負けた方が勝った方に部員を貸し出す。これなら対等で分かりやすくて妥当だろう?」
「そんな部員を賭けた私的な勝負は風紀委員として許しませんよ、杉並君」
誰だ?振り返るとそこには本校の制服を着た女子生徒が男子生徒の手を握ってこっちに歩いてきた。
その生徒は茶色い髪ショートヘアにしに大き目のリボンを二つ使って頭の両端で結い、首にはなぜか鈴の付いたチョーカーを着用していた。目はアイビーグリーンで何だか姫乃に似ていた。
「そうだよ、それにあたしら生徒会も居るっていうのに余裕だね」
その声と一緒に現れたのは同じく本校の生徒で紫色の髪に茜色の目をした勝気
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