暁 〜小説投稿サイト〜
D.C.V〜ダ・カーポV〜過去の人がやってきた??〜
渉「ラブルジョワ野郎!」耕助「シアワセレブ様め!」 「「非リア充の会としてお前らだけは!」」
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ですよね。でも清隆さんがヘルプに来てくれるので百人力です」
葵ちゃんのバイト先である喫茶店と『花より団子』はこの観光客の増加により目まぐるしくなったのでヘルプに駆り出される回数が増えて来ている。
「そうなんですか、最近は陽ノ下さんと一緒にいるのが増えたんですね」
「そして先輩は軽く了承していると」
葵ちゃんの言葉を聞いたら急に姫乃とさらから冷たい視線が投げかけられる。
キーッ??
そうこうしてたら風見学園の前にバスが到着しバス通学の生徒がぞろぞろと降りて行くので俺達も便乗してバスを降りて正門に向かった。




「ぬわはっはっはっは!おはよう公式新聞部諸君!ご機嫌いかがかね!」

俺達が学校の正門に辿り着くと、そこには面倒くさい人が待ち構えていた。
風見学園で俺達公式新聞部の天敵でもある非公式新聞部のリーダーの風見学園一の問題児の杉並先輩だ。
杉並先輩は成績優秀、スポーツ万能で顔も整っているのだが、いかせん人格が大幅に破たんしているため誰もが認める学園のトラブルメーカーで学園一の変人だ。
「そういう杉並先輩はいつにも増して調子が好い様ですね」
「それにぬわはっはっはっはなんて言う人始めて見ましたよ。なんか凄いです!」
俺が答えるとそこに葵ちゃんが素直な感想を言う。
「陽ノ下さん。そこ、感心するところじゃないような」
姫乃が葵ちゃんの言葉にツッコむ。
杉並先輩は正門の真ん中で腕を組んで立ち、まるで『ここから先に行きたくば俺を倒すことだな』とでも言いたげに仁王立ちして居た。

他の登校生徒も一瞬不審がるがそれが杉並先輩だと分かるとさっさと横を素通りして校舎へと向かう。
この人の行動が良く分からない上に変な行動を起こすのは日常茶飯事なので誰も関わろうとしない。
もし最悪関わってしまったら生徒会から目をつけられる羽目になるのだが・・・
「今日は一体何の用ですか?まさか今度は体育祭で勝負をしようとでも言うんですか?」
「流石だな同志芳乃。良くわかっているではないか」
杉並先輩が俺の問いに肯定する。またか
「え?本当に、ですか?」
「ああ、正解だ!この間の枯れない桜の謎解明対決は、そちらの都合でなんだかんだで有耶無耶になってしまったからな」
杉並先輩はテンションが高いまま一気に捲し立てた。
「だから、今度こそきっちりと決着を付けようではないか!」




決着・・・それは今から3ヶ月近く前の事だ。20年程前から普通の桜に戻って居た初音島の枯れない桜の木に過程は省くが触れて願い事を願ったら島中の桜が一斉に咲き出した。それは昔から言われているような1年中咲いていたかのように冬にそのつぼみをが咲き、散ってもまた咲いていた。
初音島の名物である枯れない桜は世間のメディアに取り上げら
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ