03 変化―はじまりのきざし―
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だ。
ジーニアスの言ってた説明はこれくらいだ!か、カンペなんて見てないぞ!(こそこそ)
お、もうそろそろ泉だ。
(ごまかしきれてないよ、ロイド……byジニ)
SIDE OUT
ごちそうさまと言って昼飯終了。
それにしてもジーニアスの料理は12才の作ったものとは思えない。
そう思っているとロイド達が話しかけてくる。
どうも明日は神託の日らしい。
神子であるコレットが神託を受けるのだそうだ。
どんなことが起きるんだろうな!とロイドは少し楽しみにしてるようだ。
そんな話をして(俺はほとんど喋らず)ロイド達は帰った。
『ふぅ、やっと帰ったわね』
イヴはロイド達があまり好きではないらしい。
ロイド達がいると隠れてる。
『さ、私達も帰りましょ!』
「ああ」
なんだか暗くなるにつれ嫌な予感がしてくるが、寝る事にした。
次の日。
ロイド達の村よりやや北の方角が光った。
神託と何か関係があるのかもしれない。
光を見てると嫌な感じしかしない。
その事が気になる。
俺は光の所に行く事にした。
聖堂に向かう途中、赤に似た茶色い髪に紫の服を着た剣士とであった。
「……何者だ。なぜ聖堂に向かっている」
警戒されているようだ。
「……」
「?……貴様、どこかで……いや、今は聖堂に急ぐべきか」
男は一瞬不思議そうな顔をするも、すぐに戻り聖堂に向かって行った。
やはり何かあるのか?
そういえば、コレットは神託を受けるのだったな……
何もなければいいが。
俺は男の後を追って聖堂に向かった。
聖堂
聖堂につくとさっきの男がロイド達を庇っていた。
敵と思われる奴は立ち上がり再びロイド達に攻撃しようとしている。
腰から剣を抜いて一瞬で敵の目の前に行って斬る。
さっきの男を含むロイド達は、唐突に現われた俺に驚いた顔をする。
だがロイドはすぐに立ち直り笑顔になる。
「風!来てくれたんだな!」
「……」
コクリと頷く。
そしてすぐに前を向く。敵が近づいてきたからだ。
だが、さっきの茶髪の男が敵を切り倒した。
そいつを倒すとさらに敵(多分ボス)が出てきたが、どうやら戦う意思はないらしい。
ロイド達を庇った男に、まさか貴様が現われるとは……などと言って撤退していった。
敵が撤退したのを見た後。
「すごかったよ!」
「見えなかったもんな!」
「うん!ホントにすごかったよ、風!」
「……」
ここまで褒められる事はあんまりない。
悪い気はしない。
「あのおじさんも強かったね」
「そだね!」
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