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DOG DAYS 記憶喪失の異世界人
第7章 グラナ砦攻防戦
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ど!!

「………まだだ………まだ!!このパラディオンは絶対に渡せない!!」
「そう………なら止めを刺させてもらうわ。覚悟しなさい!!」
「ぐぅっ!?」

黄色い輪に拘束され、身動きが取れなくなるシンク。

「終わりよ、サンダーレイジ!!」

シンクに向かって雷の稲妻が落ちたのだった………









「………間に合ったか」

稲妻はシンクには落ちなかった。
何とかギリギリ間に合ったレイジが剣を突き出し、それを避雷針変わりに受けっきったのだ。
それにプラスして………

「雷を吸った………?この飯綱、何て剣なんだ………」

だけどこれなら雷の斬撃も放てるかもしれない。
だがその前に………

「アンネローゼ………」
「………」
「………やっぱり来たか」
「………当たり前よ。私はこの時をずっと待ってたの。4つの聖剣を使い、そのエネルギーとジュエルシードの力を使い、過去を変える。そのために今、私はここにいる」
「過去を……変える………?」

イマイチ状況が理解出来ないシンク。アンネローゼが何をしようとしているのかを聞いてもピンとこなかった。

「アンネローゼ、止めてくれ」
「止めないわ、もう打てる手は使い果たした。今回諦めたら次はいつ来るか分からない。絶対に成功させるの!!」
「アンネ駄目。この世界の人達良い人ばかり………」
「だから何!?魔族には滅びてあなた逹は幸せになれっての!?いい加減にして!!もうそんな理不尽うんざりよ!!!」

「アンネローゼ!!」
「もういい、あなた逹も消してやる!!」

グラナ砦前、記憶を失って初めての魔法戦が始まろうとしていた………
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