第7章 グラナ砦攻防戦
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
にシメる………
「レイ、あれ………」
そんな事を話してるとふとアリシアが道の先を指差した。
「ああ、今度の戦場はあそこだな」
そこには前よりも広大なチャパル湖沼地帯にあったアスレチックが見えたのだった………
「おお〜」
「アリシア余裕だな………って!!」
向かってきた敵兵士に魔神剣を飛ばし、跳ね返した。
セルクルに乗りながらでの戦闘なのでやりにくいが何とか向かってきている兵士達は撃退出来ている。
「面白いね………!!」
「何でそんな反応出来るかな………?」
肝が座ってるというか何というか………
「アリシア、お前将来大物になれるぞ………」
「?」
さて、そんな事を話しながら順調にアスレチックを超えていた俺達。
俺の乗ってるクリクリ目のセルクルも素直に俺の思ったとおりの動きをしてくれてかなり助かっている。
「邪魔だ!!」
向かってきた矢を斬り落としながら進んでいる。敵将には未だに会っていないので助かっている。
なのだが………
「うおっ!?」
いきなり飛んできた矢にかろうじて身を仰け反り躱すことが出来た。
「何だ!?」
「流石でござるね、拙者の矢を躱すとは………」
「おっぱい大きい………」
「ああ、確かに………ってアリシアさん!?」
ユキカゼの第一印象はやっぱり胸だったな………
「おろ?何で子供まで戦場に………?」
「まあこれには色々ありまして………」
ってかまさかのユキカゼさんか………
ダルキアン卿と同じくかなりの実力者だろうに………
「それはそれとして、子供を巻き込むのは拙者も気が気で無いでござる。………はっ!?まさか子供を使って本陣にと………」
「流石にそんな事は………」
でもあれ?この状況みたらそうにしか見えない。
もしかして敵の抵抗が前よりも弱いのはその影響で………?
「アリシア、援護する………」
「あれ?その手に持っている石は一体どこから………?」
「拾って持ってきた」
「だからそのポシェット重かったのか………!!」
謎が解けたぜ!!
「………何かやる気が削ぎれるでござる」
「だったら通してくれない?負けるわけには行かなくてさ、レオの為にも」
「………それは拙者も同じ。これ以上ミルヒ姫の悲しい顔を見ていられないでござる。だからこそ………」
「?何を言おうとした?」
「いいや、これ以上は言えぬでござるよ。聞きたければ力づくで来れば良いでござる」
「よし!!ならどんな手を使ってでも聞き出さなきゃな!!燃えるぜ………!!」
「レイ、何か顔がいやらしい………」
「お、お手柔らかに頼むでござるよ………」
そこで話は終
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ