暁 〜小説投稿サイト〜
でんきタイプで縛りプレイ
8話:ハナダの人魚伝説
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使って攻撃を躰わせ!!」

「ギャウ!!(なになにちょっとしたアスレチック??)」

 サンダースはヒトデマンの攻撃を回避してはメインの足場の周囲にある小さい足場を、まるで子供がはしゃぐように次々と飛び移っていった。

 水面に揺られる不安定な足場だっていうのに速い速い…

「サンダース、【にどげり】でヒトデマンをプールの中へ叩きつけろ!!」

「ギャウギャウ!!」

 高速で飛び移るサンダースが最後に跳躍しては、

「お願いヒトデマン避けて!!」

「……遅い」

 カスミが命令を下し終えるよりも先に相棒の攻撃がヒトデマンを捉えた。

 ちょっとした爆発物が水中で爆発したんじゃないかってぐらい水しぶきがあがる。

「ギャウ!」

 攻撃を仕掛けた本人はヒトデマンを足場にしたかのようにもう一度跳躍してはメインの足場まで戻ってきていた。

「はっ……ヒトデマン、戦闘不能!!」

 レフリーなビキニのお姉さんの反応が遅れる。

「……よくやったわヒトデマン」

「ヘ、ヤ……」

 カスミはヒトデマンをモンスターボールに戻して次のポケモンを繰り出してくる。

「相当やるわね、アンタのサンダース。でも、私のポケモンは【でんきタイプ】のポケモンにだって負けないのよ! いきなさい、マイステディ!!」

「ショワ〜〜〜!!」←鳴き声テキトー

「スターミー、【バブルこうせん】よ!!」

「避けて【ミサイルばり】だ!」

「ギャウ!」

 相棒は小さい足場に飛び移っては【ミサイルばり】を放った。

 相手は【エスパータイプ】でもあるんだ、効果抜群だろう。

「スターミー【こうそくスピン】!!」

「あっ……」

 そういう手もあるのか。高速回転により弾かれているのか。

 俺の選択ミスだわ。【10まんボルト】なら一撃だったか。

 そして、俺のこのミスで相棒は窮地に立たされる。

「スターミー! このまま【こうそくスピン】でサンダースに突撃よ!!」

「くっ、避けろ!」

「もちろん回避するのも想定済みよ!」

 回避しようがブーメランの如く戻ってくるスターミー。

 相棒がたまらず反撃しようとするが足を滑らせた。馴れない足場なんだ、しかしなんてバッドタイミング。

 高速回転したスターミーの一撃が襲う。

「ギャウ!?」

 水しぶきが上がる。

 相棒がプールに叩き落とされた。

「まだ攻撃は終わってないわ! トドメよ、スターミー!【サイコキネシス】!!」

「ちっ、このタイミングで……」

 スターミーは水中にいるであろう相棒を追っては【エスパータイプ】最高峰の必殺を放った。

 相棒の悲鳴が聞こえた気
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