第五十九話 Repliforth Base
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シオンが凄まじいスピードの右ストレートを繰り出す。
ゼロ「なる程、翼だけではなくパワーも強化されているようだな」
左手でペガシオンの拳を受け止めるゼロ。
ゼロ「ペガシオン、許してくれとは言わない。どんなに罵倒しても呪ってくれても構わない。俺はアイリスを…カーネルの代わりに守ると誓ったんだよ!!!!」
ゼロの左手から凄まじい冷気が放出され、ペガシオンの右腕を凍結させていく。
ペガシオン「グッ!!」
ゼロ「今、楽にしてやるぞペガシオン。正常だった頃のお前なら今のお前を見ていられないはずだからな」
ペガシオン「認メン!!…オ前ノ存在ヲ決シテ認メハシナイッッ!!!!」
ゼロ「終わりにしようぜペガシオン。」
鋭い爪が生えた拳を握り締め、全身に力を漲らせるゼロ。
ペガシオン「砕ケ散レ!!ウィングスパイラル!!」
ペガシオンが竜巻をゼロに向けて繰り出すが、かつて100年前の最強レベルのロボットであり、高い機動力を誇ったスーパーフォルテの性能を手にした今のゼロには掠りもしない。
ペガシオン「!!?」
あまりのスピードにペガシオンは反応すら出来ずに目を見開いた。
ゼロ「さらばだペガシオン。永久に眠れ!!カラミティアーツ!!!!」
アブソリュートゼロ時に扱える最大の必殺技。
左フック、右フック、波動撃、昇竜拳、兜割、旋風脚といった連続攻撃。
一撃一撃がとてつもなく重く、一撃の威力がエックスのレプリカやオリジナルのフォースアーマーのプラズマチャージショットやルインのチャージセイバーどころか、ノヴァストライク等のギガアタックに匹敵するのではと思わせる程だ。
凄まじい猛撃を受けたペガシオンは文字通り粉微塵になってしまった。
ゼロ「…すまん、ペガシオン。あの世でいくらでも俺を呪え……」
ペガシオンが死んだために、戦闘体勢を解くと、アブソリュートゼロの状態が解除され、通常状態に。
こうして、僅かに生き残ったレプリエアフォースもシグマウィルスにより、イレギュラー化し、事実上レプリフォースは壊滅に等しい状態になった。
〜Xシリーズの風物詩〜
時系列はコマンドミッション。
初期
エックス「今回のラスボスもシグマなんだろうなあ…」
ルイン「だよねえ…」
ゼロ「まあ今更変えるのも可笑しいからな」
シャドウ「?」
ENDING
ラスボスを撃破し、迎えを待つエックス達。
ルナ「やっと片付いたぜ。」
アクセル「苦労したよね」
ゼロ「(マッシモ達は何処に消えた…?)」
ルイン「エックス、どうしたの?凄く不満そうな顔して?」
エックス「…で…
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