暁 〜小説投稿サイト〜
でんきタイプで縛りプレイ
7話:ハナダの岬イベント
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き出して怖いねんwwなんか『ハルトノテキハワタシノテキ』とか言ってるやんwwwwモンスターボールん中引っ込めてーなwwww」

 サンダースが今にもマサキを亡き者にしようとしていたのでモンスターボールの中に戻ってもらった。

「実はな、そこに設置してあるマシーンでちょっとした誤作動があってな、奇跡的にもポケモンと合体してもーてんww」

「……お、おう」

「でな、ベースとなったポケモンがピッピでな、ピッピのあの丸い形で合体したんかと思ったら人型エイリアンみたいな感じでえらい姿になってしもうてんww最早ポケモンの擬人化に成功したとも言っても過言じゃないんちゃうかなとワイは思ってんなwwww」

「………」

 いや、笑い事じゃないけど。

 擬人化って……やっぱりコイツは変態だ。

「でもな、やっぱりこの姿で町行ったら騒ぎになるやろ? だから一旦人間の姿に戻ろうと思ってそこのマシーンを調整したんやけど、1人じゃ戻れんことに気付いてなwwwwだから助けてほしいんやけど、ワイがあのマシーンに入ったらパソコンのボタン押してくれへんか?? たのむわ」

「まぁボタンを押すぐらいなら……」

「おおきにな、じゃあさっそくやろか」

 ちゃっちゃとすませるぞー。

 俺はマサキの言われた通りにマシーンに納まったマサキを確認してはボタンを押した。

 ポチッとな。

 マシーンが起動する。

 ブーンブーンブーンガタゴトガタゴトガガガガガガギュワーンギュワーンギュワーーーンッッッ!!

「……大丈夫か、これ」

 ちょっとマシーンがガタガタ上下左右に揺れ出したぞ。

 ちょっと不安。

 でも、ちゃんと成功したようで。

「ぷはー、生き返った気分や、ホンマおおきにな」

「ギエピ……」

「……お、おう」

 なんとか人命とポケモンを救うことができたようだ。

「そや、助けてくれたお礼にコレあげるわ。ワイはちょっと人が多いところ苦手やねん、だから代わりに行ってなー」

「……ありがとう」

 俺は【ふねのチケット】を貰った。

「それじゃ、お邪魔しました」

「え、もう帰るん?? つーか、自分ホンマ何しに来たん??」

 ………。

 こうして目的を果たした俺はさっさとマサキん家から退散するのであった。

 さて、ハナダシティへ戻ろうと思うのだが、マサキん家からすぐ近くにあるハナダのみさきへ少し寄り道していこうかなと思った。

 別に何もないけど黄昏るのもたまにはいいだろう。

「ひ、人が来た!! ほら、やっぱりだ!! だから僕は反対したんだ!!」

「まだガキじゃない、別に見られたって構わないわよ」

 ……なにやら揉め事のようだな
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