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クレヨンしんちゃん-嵐を呼ぶ閃乱!超(ハイパー)忍大戦!!
第一話-春日部 IN THE SHADOW-
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』という物は、善忍や悪忍…無論、焔達も肌身離さず所有している『秘伝忍法』と呼ばれる大自然の力…即ち、森羅万象あらゆる自然に存在する獣『秘伝動物』の力を借りた強力な術を発動させる事が出来る巻物の事である。
「それの説明に関しては…春花、未来。」
「はぁい♪」
「任せて!」
焔は極・秘伝忍法書の説明について、二人の少女…頭にピンクの大きなリボン、ロールをかけた亜麻色の髪、垂れ目に蠱惑的な甘い声、選抜メンバー1の爆乳を誇り、どことなく女王様を彷彿させる雰囲気(オーラ)を漂わせる少女…三年生・春花と前髪を切り揃えた黒髪ロングヘア、左目には眼帯、小柄な体格と幼い印象を受ける声が子猫を彷彿させ、そして他の選抜メンバーと違い悲しいくらいに無いド貧乳が特徴の少女…一年生・未来へとバトンタッチする。
「私と春花様が資料室で書物の整理をしてたらこんなものが出て来たよ。」
未来はテーブルの上に如何にも年代物かつ古臭い印象を感じさせる巻物を一同に見える様に置いた
「まぁ、随分ボロボロですわね?」
「これは明らかに私達の時代よりも遥か大昔のものね…。」
「『春花』様なだけに『遥か』ですね?わかります!」
「プフッ!み、未来…お前ッ…!」
「あははははは!嫌ですわ!未来さん…わ…笑わせないでくださいよぉ!!」
春花が真面目に説明する中、彼女の発言を聞いた未来がしょうもないダジャレを抜かしたため、ツボにハマったのか?焔は笑いを堪えながら震えだし、詠に至っては爆笑していた。対照的に日影だけは『今のダジャレの何が面白かったんだ?』と言わんばかりに表情を全く変えずにキョトンとしていた。
「蛇女に下品な女は不要よ。」
「すみませんでしたァアアアアアアアアアアアアアア!!」
愚かな後輩(未来)によって勝手にダジャレのネタに使われた春花本人はというと、某ガミラスの総統みたいな台詞と共に青筋と全体的に引き攣った不自然な笑みを浮かばせながら、自分の得意武器(エモノ)であるカラフルな色をした劇薬や毒薬が詰まった試験管を取り出したため、未来は即座にその場で土下座して謝った…何故ならば、春花は選抜メンバーの中で、ある意味最も怒らせてはならない超危険人物であることをよーく知っているからだ。
「コホン…話を戻すわね?この巻物にはこう書かれてあったわ。」
春花は気を取り直して巻物を広げ、解読した文章を次の様に読み上げた。
「えっと…『『極・秘伝忍法書』…それ即ち『超秘伝忍法書』さえも霞む程の絶大なる『力』そのものなり、それを手に入れた者は天を裂き、地を裂き、人を裂き、この世を裂き…ありとあらゆる戦場を蹂躙し尽くす禁断の忍法なり…だが、しかし忍の端くれたる拙者の力を以って
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